やりたいことを見つけたいと言う人へ【キャリア】
こんばんは。
掲題のことについて記事を書きます。
記事を書くことにした背景としては、セールスマネージャー時代から数多くの人のキャリア相談に乗ってきて僕なりの答えがあるからです。
(ここでは仕事として)
『やりたいことを見つけたい』と言う人に向いて記事を書きます。
単刀直入に言います。
僕の答えは「たぶんそれ無理だよ」です。
(そして本質的にはやりたいことが見つからないのが問題なのではなく“やりたいことではないと感じて行動が止まること”が課題なんじゃないかと思ってます。ようはやる理由がないってことっすね)
なんで僕がこう答えるかというと
僕自身が“『やりたいことを見つけたい』と言う人”だったからです。
そして僕は遂に見つかりませんでした。
なので(仕事で)やりたいことがある人は本当に心の底から今でも羨ましいです。
ただやりたいことがなくてもこれから書く記事を参考にしてもらえれば“幸せに働くこと”は出来ます。僕がそうだからです。
僕はたまたま今居る人材業界で前向きに働いていますが元々やりたいことだったのかと言われるとやりたいことではありませんでした。
(人材営業?は?って感じでした)
今では
・できることだからやってる
・できることを伸ばしていく方が合理的
・向いているからやっている
・合理的な手段として捉えている
という思いだけでここにいます。
話は戻りますが
『やりたいことを見つけたい』と言う人、改めてよく考えてみて下さい。
本気でやりたいことがあるなら本来それはもうわかってるはずなんですよ。
そもそもやりたいことっていうのは見つけるものではないと僕は思っています。
もちろん、経験しないとわからないこともありますから“やってみたら面白くてやりたいことになった”と感じることはあるかもしれませんが、実態は“やってみたら向いていて上手くいって出来るから続けたいと感じている”状態ですよね。
ようは何が言いたいかというと最初から“やりたくてやってないよね?”ってことです。
やや哲学的な話になってきている気がするので
話をシンプルにしていきますが
ようは大人になってから
◆“やりたいこと”がある人はもう既にあります
◆“やりたいこと”がない人はとりあえずたくさんやってみてください。残念ながら“やりたいこと”は見つかりませんが“向いていること・面白いこと”には出会えるかもしれません(もとは小さい頃楽しかったスポーツも試しにやってみたら楽しかった・できたから面白くなったことかと思います)
◆“やりたいこと”“向いてること”も見当たらない人は“ありたい姿”の解像度を上げて具体的に目標設定し『手段』として仕事を選んでください(そうすればつまらなくてもありたい姿に向かうために止まらずやれたりします)
じゃあそれどやってやんねんって話なんですが
キャリア形成には2パターン、ないし4パターンしかないと思っており、僕は後述するBパターンの人間です。
具体的に書いていきます
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【A:todo+】
→本気で『やりたいこと』がある人
(例)
・プロサッカー選手になって大好きなサッカーでご飯を食べたい
・パティシエになって大好きなケーキ作りを仕事にしたい
・学校の先生になって子供たちに授業をしたい
※中身をよくよくみると『やりたいこと』<『ありたい姿』が強かったりしますがそれでもやりたい職業が明確にある人のことをAに定義します
◆まぁ早い話子供の頃の『夢』ですね。小さい頃はお金なんて関係なくやりたいことを将来の職業にしたはずです。それを大人になっても本気で持っている人たちです。
↑このパターン人は前向きに止まることなく仕事ができる可能性が高いです、なぜなら『やりたくてやってる』からです。
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【B:tobe+】
→『やりたいこと』はないけど『なりたい姿』はある人
(例)
・やりたい仕事とかないけど30歳までに絶対ランボルギーニ乗って毎日カウンターの寿司食う生活したいから月収500万は本気で狙うぜ
・やりたい仕事とかはないけど家族が不自由ない生活をするための(計算したら)月収100万必要だから月収100万稼げる仕事ならなんでもやるぜ
◆ちょい極端ですがこんなところだと思います、小さい頃の将来の夢に『お金持ち』と書くタイプの人ですね(将来の夢お金持ちパターンの子供は具体的に仕事内容決まってないことが多いですよね)
↑このパターンの人も前向きに止まることなく仕事ができる可能性が高いです。なぜなら目標達成の手段として“やらねばならない”というやる理由があるからです。止まる場合は目標が本気じゃなかった時でしょうか。
★ちなみに私もこのパターンで、人材業界がやりたいことだったわけでもなんでもありません。たまたまやってみたら向いていたので『なりたい姿になるため』に向いている仕事を合理的に利用しているだけです。でも理想に向かっているので幸福度は高いです。
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まずここまでで大きく2パターンに分かれます。
どちらも“やる理由”があるので止まらないですよね。
私がこれまで色々な方とキャリアの話をすると実態として体感8割以上がBパターンな気がします(Aだと思って話してみたらBだったパターンも多々)
ただ『両方ない』と言う方も一定数いらっしゃいましてこのパターンの方にも考え方の打開策があります。
以下です。
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【C:todo−】
→『やりたいこと』『なりたい姿』両方ないけど『絶対に死んでもやりたくないこと』だけはある人
(例)
・やりたいこともありたい姿もないけど『飛び込み営業』だけはもう死んでもやりたくない
↑など『やりたくないこと』を複数挙げて消去法的に選ぶパターンです。
ここで出てくるのが“あれもこれもやりたくない、でもお金たくさん欲しい”パターンです。
はっきり言ってこれは無理です。
皆それができるならやりたいです。
その場合は面談でもよく聞きますが“やりたくないことをやらないこと”と“やりたくないことを受け入れてお金がもらえること”を天秤にかけて判断してもらいます。
これを繰り返すと俗に言う『落とし所』に治ると思います。
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【D:tobe−】
→『やりたいこと』『なりたい姿』両方ないけど『絶対になりたくない姿』だけはある人
(例)
あまり良くないのですが『今あなたの中で「絶対こうはなりたくないな」って身近な大人を複数人想像して下さい、なぜその人のようになりたくないんですか?』と聞いて出てくる悪いペルソナにならないようなこちらも回避型のキャリア選択です。
↑人間『やりたくないこと』を我慢して結局やれたりはしますが(そのうちできるようになったりするので)『なりたくない姿』は基本変わらないと思ってます。なのでこちらも回避型キャリア選択の中では同期としては強いです。
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色々ごちゃごちゃと書きましたがC.DはA.Bとの見方の違いなだけでもあるので
究極はA.Bの2パターンだと思っています。
(A or B >D>C 理想の優先度はこれかなあ)
なので今キャリアに悩む皆さんはまずA〜Dどのパターンで選択肢を絞っていくか是非考えてみて欲しいです。
そして考える時は
・本音で
・本気で
・より具体的に
・細かい時間軸
と共に考えないと意味がありませんから是非細かく頭を捻って下さい。
キャリアのwill can mustみたいなもんです。
とにかく最終ゴールは“幸せになること”だと思うのでいずれかのアプローチで人生を豊かにして欲しいです!
私はこんなことに5年も悩んだポンコツなので皆さんそうならないように!
とはいえ1人では整理に限界があるでしょうから経験者として私がこれらの整理を面談でサポートします。
なのでTechStars Agentのプロフィール欄から木村指名くださいな!
究極、適正な手段が転職じゃなければ気持ちよく他手段を選択してもらってもOKです○
https://techstars.jp/lp/agent/consultantlist/consultant_043/
またご友人で悩んでいる方が居ればこの記事自体を送ってあげて欲しいです!
文章まとまってませんが、疲れたので寝ます。
本日もお疲れ様でした。