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愛する人を失って何よりも先にやらなければならない一番大切なこと


愛する人を失って。
大切な人を失って。



何よりも先に
やらなければならないことって
何だと思いますか?



立ち直ること。
前を向くこと。



悲しみではなく
顔を上げて
しっかりと生きることに
力を込める。



そうすることが
私たちを遺し
旅立った人にとっても
喜びになる。



そんな風に思ってはいませんか?


違いますよ!!


全くもって違いますよ!!



遺された者が
他のあらゆるものを無視してでも
しなければならないこと。



それは
立ち直ることでも
前を向くことでもなく


悲しむこと


です。



とことん
地の底に落ちるまで
悲しむことです。



そりゃね。
様々な事情で
そんなこと言ったって…
って思う人もいるでしょう。



仕事がある。
家事がある。
育児がある。
介護がある。



みんな
何かしらかに追われて
ただ悲しむことだけに費やす時間など
ないかも知れません。



または
周囲から
いつまでも悲しむことを批判されて
悲しみたくても悲しめない
ということもあるかも知れません。



でもね。
悲しんで欲しいのです。



悲しむことを
中途半端になど
しないで欲しいのです。



それに
中途半端に出来る
悲しみでもないはずなのです。



忘れてた…
なんて適当に扱える
悲しみではないはずなのです。



自分のココロは
自分だけのものです。



愛する人への想いも
愛する人を失った悲しみの深さも
自分だけのもの。



誰にも
邪魔出来るものではないし
邪魔などさせてはいけない。



それほどまでに
守り抜かなければならない
消えることのない
深い傷なのです。



悲しむことは
決して悪ではありません。



いつまでも悲しむことを
良しとしないのは
周囲の人たち自身が
悲しむ人を前に
どう接していいかわからないからです。



腫れ物に触るような接し方を
いつまで続ければいいかわからなくて
戸惑い続けるからです。



もし
誰かの顔色を伺って
悲しむことを躊躇う自分がいるのなら
他の誰かではなく
自分の顔色を伺ってください。



自分の顔色を伺って
自分のココロを
満たしてあげてください。



泣きたいなら泣く。

ひとりになりたいなら
ひとりになる。

ココロを閉ざしたいなら
ココロを閉ざす。



何だっていい。



そうやって
悲しみを消化させる。



それが
愛する人を失って
何よりも先にやらなければならない
一番大切なことです。

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