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好きを語ろう。
自分が何に対して心地よいと感じるのか、それを探るべく言語化してみることにしました。
自分が好きなものがちゃんとわかっているということ、それは結構すごいことだと思うのです。忙しく毎日を過ごしていると、ついつい大切にしたいものを見失ってしまうような気がしています。私はたまに、あんなに好きだった小説や漫画の存在をすっかり忘れている自分にふと気がつくことがあります。どうして忘れてしまっていたんだろう、と何だか寂しい気持ちになりつつ久々にその本を手に取ると、心が満たされて、また前に進む力を与えてもらえます。何かを好きだと思う気持ちにはそんなパワーがあると思います。だから、自分の好きなものがわかっている人は強い。落ち込んだ時にエネルギー補給をする方法を知っているからです。ちょっとへこんで後ろ向きな気分になってしまったとき、自分の好きを思い出せるように文章にしておこうと思います。
ポッドキャスト
毎日お風呂で聞くのが習慣です。その日の気分によっていろんな番組を聞いています。今日は何を聞こうかなとスクロールするのも楽しみです。パーソナリティの方が楽しそうにお話されている番組が好きだなと思います。ポッドキャストがないと私は生きていけない。。ここには好きが収まりきらないので、今年中には、ポッドキャストへの愛を語るnoteを書きたいです。
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小説・詩・エッセイなど
よしもとばななさん
どの作品を読んでも、ひとつひとつの言葉が選び抜かれていると随所で感じます。何度でもじっくり味わうように読んでは余韻に浸っています。一番好きなのは、やっぱり「キッチン」です。最近読んだものだと、「ミトンとふびん」もよかったです。
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「キッチン」については1年弱ぐらい前に「ビタミン小説」として書きました。推しポッドキャストにも触れています。
銀色夏生さん
詩が好きです。やっぱりひとつひとつの言葉が高度に選び抜かれているからでしょうか。銀色夏生さんは大好きな詩人のひとりです。「力を抜いて」というエッセイ集は、タイトル通り、力んで凝り固まった頭や心身をゆるめてくれる言葉が詰まっているなと思います。詩集は「私を支えるもの」がお気に入りです。
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最果タヒさん
詩つながりで、詩人の最果タヒさんも。最果さんの言葉がつくる世界観が好きです。厳しいようで優しくて、率直なようで繊細で、新鮮なようで懐かしい。最果タヒさんの文章から、私は相反するものが同時に存在している世界を感じます。人間もこの世も矛盾に満ち溢れていて、それは時に居心地の悪さを生むけれど、そのこと自体もまあいいんじゃない、愛してあげようよ、と思えるから惹かれるのかもしれません。「神様の友達の友達の友達はぼく」というエッセイ集が好きです。
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映画
リトルフォレスト
漫画が原作の映画です。橋本愛さんが主演。橋本愛さんは一番好きな俳優さんです。凛としていて芯があって、言葉のセンスに長けているなと思います。
リトルフォレストの好きなところは、ゆっくりとした時間の流れを感じられるところです。映える映えないという価値観とは一線を画していて、人間が生き物の命をいただいて、作って食べるというシンプルな行為がまっすぐに描かれているところに惹かれるのかもしれません。FLOWER FLOWERの音楽も映画にぴったりで大好きです。NETFLIXで配信されている「舞妓さんちのまかないさん」と何だか空気感が似ているなと思います。まかないさんを観るのが最近の楽しみのひとつです。
その他いろいろ
中川正子さん
大好きな写真家さんです。数年前にインスタで知りました。やわらかな光をぎゅっと閉じ込めたような美しい写真はもちろんのこと、中川さんが紡ぐ言葉の大ファンです。最近はVoicyでお話されているのを聞いています。(インスタが肌に合わず、アカウントを消してしまったので…。でも中川さんのインスタはのぞいてみてほしいです。ぜひキャプションまで読んでほしい…!)明るくて軽やかでかっこいい、憧れの女性のひとりです。https://www.instagram.com/masakonakagawa/
北欧
あ、いいな、と目に留まるものが北欧生まれということが多いです。シンプルで優しい雰囲気のデザインに心惹かれるのだと思います。最近はデンマークからやってきた腕時計をお迎えしました。ヘラジカやハリネズミのキャラクターがかわいい「moz」、「scandinavian forest」のアイテムは見かけるとついつい欲しくなってしまいます。
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雨
低気圧は頭が痛くなるのでいただけませんが、雨は好きです。雨が降っているのを眺めるのも、雨音を聞くのも、傘の上をすべる雨粒を見るのも、なぜか子どもの頃から好きです。低気圧だけはどうにかしてくれ。
何だか脈絡なくつらつらと書いてしまいましたが、こうしてざっくばらんに並べてみると、飾らない、自然体な人やものが好きなのだろうなと気づきました。日々の生活の中で、自分の在り方の指標としても意識してみようと思います。新しく発見した好きなことや、思い出したものはまた書き加えて更新していくつもりです。好きなものを忘れずに、素直に好きと言葉にすることを、どんどんやっていきたいなどと思っています。
普段、常体で文章を書いてばかりなので、なんとなく「た・である」とかで終わる書き方をしていたのですが、敬体で書いてみると、こっちの方が今の自分にしっくり来るなあと思いました。丁寧語で文章を書く機会が少ないので何だか新しいリズムが生まれて良い感じがします。これからはしばらくこの書き方で書いてみようと思います。
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