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懐かしのシエナへ②
シエナへ行った日はNovellaが夜、自宅でコンサートを控えていた
彼女は長くアカペラグループをやっており、当日はメンバー全員で会場の設営から飲食物の準備までするので足手纏いにならないように私は出かけることに
とはいえ、早めに帰宅して自室を整理する必要があった(コンサートの間、大型犬2匹に私の部屋にいてもらうため)のでシエナにいられる時間は限られている
カンポ広場とプッブリコ宮殿・マネジャの塔を見てシエナの大聖堂へと足早に進む
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☆Duomo di Siena(ドゥオーモ・ディ・シエナ/シエナ大聖堂)
ここもよく訪れた場所
近くに「クエストゥーラ」があり3ヶ月を超える滞在のため「滞在許可証」の申請をして受け取りにきたのが懐かしい
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2013年に訪れたときは修復中でファサードに覆いがされていたので完全な姿を見るのは数十年ぶり シエナ大聖堂はイタリアで最も美しいゴシック様式のファサードを持つと言われている
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滞在時間のこともあったり拝観予約してないので諦めようかと思ったものの、やっぱり拝観したいと思いダメもとでチケット売り場へ行くと、そう待たずして当日券を買うことができた
中に入るとすでにたくさんの拝観者(今思えば前日のパリオ祭がこの日に延長されたから観光客がさらに多かったのかも)
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住んでいた頃はこんなに人はいなかったんだが・・・
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大聖堂は内外ともに大理石象嵌張りで飾られており、、内部の横縞模様はとても印象的
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ため息が出るほど美しい、ずっと見ていたい
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現在の大聖堂は1220年代に起工されたが、正確な日付けや設計者などについてはわかっていない ファサードは1284年頃にジョヴァンニ・ピサーノによって寄稿された
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主祭壇の後ろ側も拝観できるようになっており、くまなく見て回った
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主祭壇後ろのステンドグラス
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ドームや天井は青地に金の星が配されており、さながら夜空のようだ
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1998年のクリスマス・イヴに夜のミサに参加したことが思い出される
シエナ外国人大学の語学学校の同じクラスの台湾人の女の子たちと中華で夕食をとってからミサへ行った
◆Cappella della Madonna del Voto(カペッラ・デッラ・マドンナ・デル・ヴォート/誓いの聖母礼拝堂)
主祭壇向かって右側にあるマドンナ・デル・ヴォート礼拝堂
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1659年〜1662年にかけて建てられた
「誓約の聖母礼拝堂」とよばれる小さな礼拝堂はお祈りする人が後をたたない
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主祭壇に配されている「誓いのマドンナ」を収納するために建てられたのだとか
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礼拝堂はジャン・ロレンツォ・ベルニーニの設計に基づき、ドイツ人のジョヴァン・パオロ・ショールによってバロック様式で建てられた
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金メッキ・大理石・青銅・漆喰で装飾されている
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◆Libreria Piccoromini(リブレリア・ピッコロミニ/ピッコロミニ図書館)
大聖堂の主祭壇向かって左側にある「ピッコロミニ図書館」
入り口は小さいが人の出入りがあるので見過ごすことはないだろう
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入ってまずバーーーン!と目に飛び込んでくるのが豪華な装飾
床から壁、天井まで、、大聖堂に負けず劣らず というか大聖堂が白黒の縞々なのでピッコロミニ図書館のカラフルさよ
そして部屋の中央に配された「三美神」の彫刻は古代ギリシャの彫刻を古代ローマ時代に模して制作されたもの
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壁には写本がたくさん
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床までも美しい
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大聖堂のドームや天井には星があったが、ピッコロミニ図書館は月だった
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タイルの敷き方は星っぽいけど
小さな空間にぎっしりとフレスコ画や絵画、写本が詰まっていて見応え十分だった
◆ゆっくり見たかったシエナ大聖堂
帰りの時間が決まっていなければゆっくり見たかったシエナ大聖堂
サン・ジョヴァンニ洗礼堂は見れてないし、付属の美術館も行ってない
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主祭壇を背に出入り口側を見る
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ステンドグラスが綺麗だ
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シエナ大聖堂は床も見所満載、たくさんの大理石のモザイクがある
写真もたくさん撮ってきたが、あまりに多いので割愛
◆やっぱり確実なのは事前予約
足早に見て外へ出るとチケット売り場への長蛇の列
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☆大学寮へ行こうとしたけれど・・・・
住んでいた大学の寮へ行ってみようと記憶を辿りながら歩いてみた
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ここは見覚えがある
アパートまでのバス停の近くでよく友達とおしゃべりしてバス待ちをしていた
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そして「Via di Pantaneto(ビア・ディ・パンタネート/パンタネート通り)」だったと思う
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ということで歩いてみたけども
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行けども行けども見つからず、ランチをとってバスに乗ることを考えると引き返すしかなく諦めた
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☆「Osteria Chiachere(オステリア・キアケレ)」
ランチは懐かしいOsteria Chiachereで
細い坂道に面したオステリアで斜向かいの建物に友達が住んでいてよく遊びに行っていたので見知ったお店だ
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住んでいたときは食べにきたことはないが、後年になって別の友人がイタリア人と結婚してシエナ近郊に住んでいて訪ねた時に一緒にランチをした
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お店の紹介については別途
美味しいランチを食べて一路フィレンツェへ戻ったのだった
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