シャルル・ド・ゴール空港到着からいよいよフィレンツェへ
ようやくパリに到着
大学時代、「パリ空港の人々」というフランス映画を観たことがある
フランスのベテラン俳優 ジャン・ロシュフォール主演のヒューマン映画だ
パスポートを紛失してしまいフランスに入国もフランスから出国もできなくなった主人公がシャルル・ド・ゴール空港内に住み着いている人々との交流を描いたもの
空港内に住み着いた人たちの事情は様々
最初は彼らを怪訝に思っていた主人公も徐々に心を通わせ・・・・
映画のシーンで空港内の植木鉢で植っている観葉植物の根元でパセリを育てていたり、滑走路脇の草むらで野うさぎを捕まえて料理にしたり
シャルル・ド・ゴール空港に来ると創意工夫して空港内での生活を楽しんでいる(かのように見える)シーンを思い出す
☆乗り換え
乗り換え時間は余裕があったので事前に調べておいた情報をもとに乗り継ぎした
イタリアとフランスはシェンゲン協定国なので最初に入ったシェンゲン圏であるフランスで入国審査を受けた
シャルル・ド・ゴール空港を初めて見たとき「SFに出てきそう」だと思ったことを覚えている
無事に乗り換え便の出るエリアへ入った
現地言語・英語・中国語の案内はあるのに日本語はない
そろそろあっても良さそうなのにと思うのは私だけか?
15年以上ぶりの空港なので最後に来た時を思い出しながらしばしウロウロ
☆そんなにお腹は空いていないのだけれど・・・・
あれだけ機内で飲み食いしたのに乗り継ぎの便まで4時間程あるので少し休みたい
飲食エリアを除いてみるけどなんだか落ち着ける場所がない
ウロウロしていて目についた親しみのある店名!
日本で週に数回利用しているスターバックスが空港内にあった
海外のスターバックス利用は初めてなので、どんなものかと入ることに
結局、スターバックスラテ(ショート)とラップサンドにした
店内で食べるか迷ったけど、ゴミが床に落ちていたりテーブルが片付いてなかったり、なんか居心地悪そうだったのでテイクアウトした
で、肝心なお味は?というと、ドライトマトがしょっぱかった。。。美味しさを感じる前に「しょっぱい!」が印象、スターバックスラテは日本と変わらない
味よりも何よりも、その価格にびっくりした
円安&ヨーロッパの物価高も相まってショートのスターバックスラテとラップサンドでお値段2000円超え!
もうびっくりよ。。。でも、これはフランスに限らずでイタリアでもびっくりは続くのであった
☆いよいよイタリアへ
高額なスタバの軽食を楽しんで?
重たいリュックがだんだん辛くなり、じっと時間が過ぎるのを待って2時間
すっかり外は夕焼け
いよいよ飛行機に搭乗、パリからはエールフランス航空の飛行機
日本で普段乗っている飛行機よりも狭い
基本的に乗り物は窓側席が好きなのだが、座席を事前指定できなかったので1番後方の3人がけ席の通路側だった
窓側から2席は若い男性2人組で一旦私の横に座ったが狭い(やはり男性2人だと仕方ないね)と思ったのか、キャビンアテンダントに声をかけて通路挟んで隣の席がたまたま空いていたのでそちらへ2人は移っていった
思いがけず窓側席になってラッキーだった
そして着陸して機体が安定するやいなや、、、、
軽食が出た(笑
高額なスタバを食べなければよかったと後悔
流石の私もこれには手をつけず持ち帰ることにした(考えてみたら日本を早朝に出てから丸1日、まだ体内時間は日本時間なので胃が受け付けない)
フィレンツェまでも寝ることなく到着
これまでフィレンツェから早朝便を利用することが多かったのでフィレンツェの夜景を上空から見たのは初めてだった(意外と暗い)
到着したのは夜の22時半頃
ありがたいことに滞在先のNovellaが迎えに来てくれており、到着ロビーへ自動ドアを出て行くと待ち構えていた
☆10年ぶりの再会!
長らく会えていなかったので抱き合って泣いてしまった
Novellaがウインクして重たい私のスーツケースを引っ張って行ったと思いきや、彼女の視線の先にいたのは3月に東京で会ったMassimo!まさか彼まで迎えに来るとは知らなかったのでびっくりしたし嬉しかった
彼らとNovella の車に乗り、Massimoは空港からさほど遠くない自宅で降車
そこからNovellaと2人で彼女の自宅へ移動
間借りして彼女と住んでいた場所はMassimoの自宅と近いのだが、そのマンションは現在彼女の仕事場になっており、住んでいるのはフィレンツェの郊外でとう着したのは0時前だった
翌日も仕事なのに空港まで迎えに来てくれて本当に感謝
初めて会う彼女のパートナーPaoloも起きていてくれて重い荷物を部屋まで運んでくれた(部屋は2階、、、)
前回、夕飯を食べに来た時に「イタリアに来たらここがあなたの部屋よ」と言っていた部屋に案内される
広い空間に大きなベッド、しかも専用のシャワールームもある
事前に滞在費の支払いを申し出たが、「要らない」の一点張りでありがたく居候させてもらうことになったのだが。。。(この話は別途また書きたいと思う)
荷物を置いて階下へ行くとNovellaが「再会を祝して」と生ハムとワインを用意して待っていた(生ハムの写真しか撮ってなかった)
日本から持参したお土産を渡したり、何だかんだ話をしていてすっかり真夜中
翌日も仕事のNovellaにお休みの挨拶をしてからさらに私は自室で荷解き、寝たのは日本を経ってから29時間後のことだった
→→次回へ続く
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