あも2

日記を書いています。 ゲイだけど恋愛感情がほとんどなくて、料理とかして生きることだけし…

あも2

日記を書いています。 ゲイだけど恋愛感情がほとんどなくて、料理とかして生きることだけしてる。

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    毎日続けるのが目標です。 未来の人、更新が止まってたら笑ってね。

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初めて作った辺りの短歌

怪獣に殺されたって私にはグーグル検索するしかできない 真白なる卵抱きて眠る夜に潰れるように終わりゆく星 髪の毛の半分金色半分は処女を守って染められぬまま 猫の住む家が我らの家であり彼らの住処に住む居候 山へ行く電車で眠る君のこと起こさずifのオレンジ走る 真空をあなたの耳に詰めている私の声が聞こえないよう 生まれない吾子の名前を言う度に存在しない死に抱かれる 私でも「進路未定」の数字にはなれるでしょうか、透けた指先。 あなたにはきっと分からぬ星でしょう あれは

    • 展開していく個室たち

      雑居ビル一階にある張り紙の意味は嘘だと知ってる僕ら 幾何学の模様ちりばめられた床 正しい順で進まなくては 私はあなた 夢に見ていた場所がここだったのか思い出せない 赤い灯の悪夢の中で眠るとき裸の僕を見つめる瞳 この街は文化もクソもないけれど時々ひらく花屋が綺麗 天使たち変態じみた格好で休息をする合皮のベッド 起きている天使と共にテレビ見る 卒業ソングさよならわたし 暗闇の中で裸の僕がいて 星座はひとつも見えないままで 左手で触れられている骨盤を君に代用品に

      • 4/3

        目覚めると同時にディーヴァ物真似大会が行われる。 日常的な出来事である。 全然眠れず、午前2時に寝て午前4時に起きた。 その後頑張って何度も目覚めながら7時までは目を閉じていた。寝付きが悪いのは薬を飲んでいるからなのだが、最近「別にもう寝れるよね」って言われて眠れるようになる薬をカットされてしまったので向こう三週間くらいはこの状態が続く。地獄、かもしれない… しばらく仕事が休み続きなので、何しようか考えるけど何も思い浮かばない。 部屋の片付けですかねーと職場では話していた

        • 4/2

          何を考えてるかちゃんと伝えないとダメですよ とか 思ってることを口に出してくれない とか よく言われる。 正直何も考えてないから何も言わないだけなのだが、相槌が上手だと、この人は何か考えていると思われるらしい。何も考えてない、というよりも目の前のこと(相手の仕草や口調とか)に気を取られてしまっている。その場で意見を求められても「いやーむずかしいっすね」が私のできる限界の回答である。 朝6時に起きて、今起きたら最高の1日が始められるな、と思う。しかしまぁ、最高の1日よりも普

        初めて作った辺りの短歌

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          4/1

          とにかくねみぃから寝る。 と決めた1日だった。 そういえばセックスの予定を入れた気がするんだけど、雨だったので相手の出方次第にしようと思ったら、結局連絡が来なくて笑った。めんどいよね。わかる。 ここ最近私の出会い系アカウントはヤリモクっぽくなっている。会ってセックスを繰り返すだけなので意味ある?って感じです。まぁ意味はあります。満たされるところはあるので。 昼に青海苔がたくさん食べたくなり、青海苔だけが大量に入ったチャーハンを作る。オイスターソースとかで味つけたりしても

          3/18

          死にたいと思うことが頻繁にある。 薬は減ったけど、眠れないのは相変わらずなので、 飲み忘れた分を飲んで寝てる。 それもいつか終わる。 この間髪を切った。 夜風が短くなった襟足を撫でて、ふと 今死んでも、これから先死んでも何も変わらない と思った。 人生のピーク、とは思わないけど。 いつか死ぬときのことを考えて、 これ以上の状態になっていることがイメージできなかった。確かに時間を重ねているはずなのにもう自分にはこれから先のことが何もないみたいで怖くなる。 草原の中で手を伸ば

          3/13

          気がついたら終電を逃していた。 朝までゴールデン街で飲んだ後、朝食に訪れたねこ膳でカレーライスを頼んだら食べきれなかった。 最近いつもそうだ。何もかもが多く感じる。 胃の許容量が減ってきている。 家へ帰ったのも束の間、歯医者へ行き、レントゲンを撮った。帰りに歯医者が飼っているハリネズミを見せてもらった。地団駄踏んでイライラしているみたいだった。 もう一度家へ帰り、置いてあったパンを食べ、風呂にはいる。体を隅々まで泡で包み、染み付いたタバコの匂いを落としていく。 すぐに、

          グリッドに沿う

          ‪日に焼けて全てほどけてしまう本 あなたの部屋に溢れる頁‬ ‪雨粒に分解されていくあなたは何事にも臆病だった ‪嘘です。雲は雪だから好きじゃない 雪はあなたに触れても溶ける‬ ‪マックにてオレンジジュースをこぼしても笑ってくれる人募集中‬ ‪硬い種飲んでも溶けていくように僕は一人の命で満ちる‬ ‪透明なケースに入れて運ばれる猫も私も病院へ行く‬ ‬本当のことを聞かない診察で本当のこと言わないでいる‬ ‪草刈りの後に広がる永遠の草原みたい 果てが知りたい‬ ‪食

          グリッドに沿う

          ipadに残ってた

          呼吸法 春は通り過ぎていく。 立ち止まっている時間は少なく、冬から夏へと通り過ぎるだけの通り道だ。背中が焼ける。 三月に買った黒いジャケットは気に入っているけれど、春の光線には不向きだった。大抵の人は次の日の天気を気にして洋服を選ばない。昨日からきているこの服だってそうだ、昨日は確か20度もなかった気がする。太陽の光はジャケットに吸収され、じんわりと背中に広がる。 ビルとビルの間を風が勢いよく通り抜けた。空気はまだ太陽の熱を持たず、どこか冬の冷たさがまだ残っている。朝の光は青

          ipadに残ってた

          主原料:水

          たかだか数十円多く出せばで手に入るプレミアムな何かを大事にして生きていくのかなぁと道路に転がってるビールの空き缶に書かれたPREMIUMの文字を見て思った。 ここ最近の私は調子が悪かった。 心の中に常に感情が詰め込まれていて、溢れんばかり。焦りや不安、恐怖が涙腺のあたりをぐるぐると周る。医者からもらった薬を少し多めに飲む。 いつも強気な担当医が「まぁ今は調子がアレだから…」と言って、薬の容量が増えた。 辛い時に思い出すこと。 世界で起きているすべての事象はつながりのない

          主原料:水

          おいで

          NetflixのドラマRUSSIAN DOLLを最終回だけ見直していた。 ハロウィンだったので、何日か前のことだけど。 最終回の好きなところ、ラストシーンでナディアとアランが亡霊のパレードに紛れていくところ。それぞれの時間軸が絡み合い、生と死や過去と未来が交差していくシーン。ナディアが小さく雄叫びをあげて、気がつくと亡霊たちを先導するように力強く歩いていく。 幾度となく繰り返されてきた死に対して生はあまりにも無力だけど、生とは死を導くものでもあるのだと感じさせる。そう言うエ

          的な死

          コンビニでイカフライを持った女のカゴに猫缶が入っていて、その奥で恋人らしい男が酒を選んでいた。 わたしはこういう風景が苦手で死にたくなる。 見たくないとか避けたいとかじゃなくて死にたくなる。 アイス売り場にはアパートから寝巻きとサンダルで出てきたようなだらしない服装の女がアイスを眺めている。視線はもったりとして、緩やかに端から端まで眺める。 仕事帰りのサラリーマンがインスタントラーメンを選んでいる。わたしに道を開けてくれない。男の革靴は爪先が綺麗に上向きになっている。 店に入

          ファクサイ

          ファクサイ

          回転の仕方

          人と話さない買い物って好きだ。もしくは機械的な対応をされること。自分の中にある高ぶりや寂しさが地続きになまま誰にも侵されないのがいい。それだけ自分が感情に浸りたいドラマチックな性格なのかもしれないなぁとも思うけど。 ユニクロがセルフレジを導入したのが気に入っていて、設置してある店舗でよく服を買う。 笑っちゃうくらい安くなってる服を適当に見繕って、一人でレジへ持っていく。なんとなく出かけて、なんとなく知らない人に会って、なんとなくその人の家で一晩泊まる時、次の日の服が足りな

          回転の仕方

          青いカプセル

          病院に行き、服薬が始まってから、景色に輪郭が与えられたような心地が続いている。 意識がはっきりする、という感覚はうっすらとした緊張感が続いているような感覚で眠りが浅くなったり、騒音を強いストレスに感じるようになったりした。 あまりにも眠りが浅くなってしまったので、眠る前だけ飲む薬を薬局で半錠に砕いてもらって飲んでいる。それまで続いていた過度な覚醒状態みたいなものが治っていき、深い眠りが一晩続く。疲労を感じた日に一錠分飲んだら、次の日に怠さが続いたのでこれは控えることにした。

          青いカプセル

          痛くない人生

          長いこと更新していなかった。 その間にいろんなことがあって、私の価値観も生活も少しずつ変わってきているのに。 理由があるとすれば、それを伝える気持ちにならなかったということが一つと、何もかも変わっていくのに私はその流れの中で立っていられるほどの体力を得たということだろうか。 色んなことが変わって、重なって、変化していかないと自分の人生もダメになっていくということを理解して、今まで苦痛だったはずの変化も耐え難いほどの痛みというものではなくなった。 相変わらず先のことはわからず

          痛くない人生