3/18

死にたいと思うことが頻繁にある。
薬は減ったけど、眠れないのは相変わらずなので、
飲み忘れた分を飲んで寝てる。
それもいつか終わる。

この間髪を切った。
夜風が短くなった襟足を撫でて、ふと
今死んでも、これから先死んでも何も変わらない
と思った。
人生のピーク、とは思わないけど。
いつか死ぬときのことを考えて、
これ以上の状態になっていることがイメージできなかった。確かに時間を重ねているはずなのにもう自分にはこれから先のことが何もないみたいで怖くなる。

草原の中で手を伸ばすと風が通り抜ける。

透明なレイヤーが、重なって。
私を殺していくみたいに感じる。
私は呼気の中に酸素を探してもがく。

ただこれは生命のあり方の一つとして。
余った薬もいつか
私の中へと消えていくのだ。
それがいつなのか、
わかっているけど目を逸らしている。
怖いことを先延ばしにするのは良くない癖だと思う。