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人生はきっと「いつ死んでも良いように」を繰り返すということ。
noteをパソコンで開いてみたら桜の花をnoteの文字の横に見つけて少しほっこりした、そんな今日の記録。
今日は私が正真正銘、学生最後の日。
卒業式は終えましたが学校の規定?上では3/31までが学生を名乗れる期間でした。
インスタを開けば多くの人が最後の学生期間を満喫するべく学割のきく美術館にいったり平日の方が混まないようなお出かけスポットに出向くなか、私は家でのんびりと過ごしていました。
(明日から社会人だし最後にどこか行った方がいいのではないか…?)
そんな気持ちも頭をよぎりましたが究極のインドア、究極の出不精の私は大好きな韓国ドラマを一日中見て、現実逃避するようにその世界観にどっぷりはまっていました。
最後の最後でもこんな過ごし方って本当に私らしいな、と思ってなんだかちょっと笑えてしまうような休日。
でも自分の心地良いは自分で作っていかないといけないと、社会人生活を目の前にして思うのです。
・・・・・
この前のアルバイト帰りの夜道。
私は目が悪いので仕事中のみ眼鏡をかけて、帰り道は外して歩いていました。
友人と出かける日はコンタクトなので気づかなかったのですが、綺麗なはずの満開の桜も、目が悪いと薄いピンクが木の上でぼんやりとしているようにしか見えないのです。
綺麗な花が沢山咲いていると言うことは以前見た記憶で脳が理解しているのに、視界からの情報が邪魔をして綺麗に見えない。
とても不思議で、いくら見つめても綺麗に見えなくて、数少ない満開の夜桜を見れる日を一日無駄にしてしまった気がして心惜しいと思ったり。
でもこの帰り道のおかげで自分と向き合う時間も作ることができました。
どんなに綺麗な物が目の前にあっても自分の状態が優れていないと、正しく美しく見ることはできないのだ。
そうふと思ったのです。
自分の心がささくれ立っていれば、どんなに素晴らしいものも心に留まることはないでしょう。
きっと素晴らしいそれさえも風景の一部になり流れ去ってしまいます。
・・・・・
4月から始まる新生活。
新たな人間関係。
自分を取り巻くものが変わり、それに伴って自分も変わっていく、その過程できっと自分が揺らぎます。
でも常に自分が失われないように、自分が心地いいと思える方に、進んでいきたいと思うのです。
「自分がしたいと思ったから選んだ。」
そう言い切れる人生を歩みたいのです。
そしてその決断が自分で正しかったと、後から振り返って思えるように、冷静さと自分の思う美しさは心にずっと持っておきたいのです。
人生のどのタイミングで切り取っても、「良い人生歩んできてるな」と自己評価できるように。
不安と期待を胸に桜を見上げるすべての人に、幸あれ。
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