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【推し活のページ】その4 あいみょん [裸の心]

 今回は推しのあいみょんの超・人気楽曲「裸の心」を紹介する。2020年の6月にリリースされた、あいみょんにとってメジャー10枚目のシングル。ドラマ「私の家政夫ナギサさん」の主題歌としても起用されたため、ドラマを視聴していた方は、「あ、この曲ね~!」と頷いてくれるだろうか。

 失恋の痛みや悲壮感、切なさ、片想いの甘酸っぱさを情感あふれるメロディーに乗せ、真っすぐ表現している楽曲となっている。ミュージックビデオは、シャワールームで1人で歌唱するあいみょんの姿をノーカットで捉えたシンプルな映像に仕上がっている。

 2020年。誰もが予想しなかった、新型コロナウイルスの猛威に翻弄された年になった2020年。友人や家族、恋人に会いたくてもそれが叶わずに、辛い思いをした人たち。愛する人を喪い、行き場のない悲しさを抱えていた人もいただろう。自粛期間中の当時、この曲を聴いていた私は失恋中だった。独り嗚咽を堪えながら、イヤホンから流れるあいみょんの歌声にエモーショナルな気持ちになっていた。

 流石に失恋の詳細は語れないが、それなりに大きなショックを受けた。あんなに泣き腫らした経験はたぶん、初めて。ご飯もまともに食べれない日々が続き、脳内は混乱状態だった。しかし、時間の経過とともに少しずつ立ち直ることができた。

 そんな当時、まさにドンピシャ(?)のタイミングでリリースされた推しのあいみょんの失恋ソング。10代後半だった私の胸中を見事に表現してくれた「裸の心」。聴いてください。

 

♬歌詞♬
いったいこのまま いつまで

一人でいるつもりだろう

だんだん自分を 憎んだり

誰かをうらやんだり


いつか いつかと

言い聞かせながら 今日まで

沢山愛してきた

そして 今も


この恋が 実りますように

少しだけ 少しだけ そう思わせて

今、私 恋をしている

裸の心 かかえて


バイバイ愛しの 思い出と

私の夢見がちな憧れ

優しくなれたよ 少しね

強くもなれたみたい


どんな未来も

受け止めて来たの 今まで

沢山夜を越えた

そして 今も


この恋の 行く先なんて

分からない 分からない ただ思いを

今私 伝えに行くから

裸の心 受け止めて


恋なんて しなきゃ良かったと

あの時も あの夜も 思っていたの

今、私 また恋をしてる

裸の心 震わせて


この恋が 実りますよに

少しだけ 少しだけ そう思わせて

今、私 恋をしている

裸の心 抱えて


 現在は、この曲を聴くと、凄く懐かしい気持ちでいっぱいになる。「嗚呼、あんな事もあったよなぁ」という風に。悲しさや嬉しさ、それぞれ半分個ずつの思い出となった、片想い。今なら、笑いながらあの頃を振り返ることができる。私の心に寄り添ってくれた「裸の心」、これからもたくさん聴こう♡

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