【詩】140字の心境吐露
深夜テンションで書いたつぶやき
つぶやかなくて良いことも
ついつい ノリで言の葉に巻かれてしまう
テレビから流れてくるのは
どっかのお笑い芸人のボケとツッコみ
と聴衆の白々しい拍手
呑気なもんだな
胸中の舌打ちは虚しく 響くこともなく
書きかけのテキストメッセージと
窓辺に置きっぱなしのマッチ箱
そのマッチでアロマキャンドルを灯す気分には
到底なれないし
惰性で文字を打つ仕草も
今は もう続けていたくない
140字の心境吐露と
迫りくる秒針の回転が
追いかけっこを繰り返す
透明な煙に包まれながら
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