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【詩】巡り

言葉にならない想いに名前を付けれたら
どれだけ心が軽くなるだろう

こらえきれない涙をありのままに流せたら
どれほど心が楽になるだろう

戻れない時間を巻き戻せたら
どれだけ心が前向きになれるだろう

強く吹いた風がほんの少しだけ懐かしかった
地べたに横たわるワタシの弱さ
寄り添い 傷口から滲む血を拭うように
肩を抱き 震えが止まるまで子守唄うたうように
包んでくれた
ただ それだけで
側にいてくれるだけで 良かったのに

言葉にならない想いに名前を付けれたら
どれだけ心が軽くなるだろう

こらえきれない涙をありのままに流せたら
どれほど心が楽になるだろう

戻れない時間を巻き戻せたら
どれだけ心が前向きになれるだろう

鉛色の空の切れ目に見つけた三日月を
綺麗と思えた
それだけで幸せなのかもしれない

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