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【脳外科医が解説】良質な睡眠を得るには?

こんにちは!脳外科医のあみとです。

今日は、皆さんがより質の高い睡眠を得られるよう、いくつかの科学的根拠に基づいたポイントを共有したいと思います。

良い睡眠を得るためには、"メラトニン"というホルモンが非常に重要な役割を担っています。このホルモンは、脳の中心に位置する松果体という部分から分泌されるもので、私たちが安らかな眠りに導かれる手助けをしてくれます。


松果体の位置


皆さんもご存知かもしれませんが、光はこのメラトニンの分泌に大いに影響を与えます。例えば、日中にたっぷりと太陽の光を浴びることで、夜になるとメラトニンが適切に分泌され、より簡単に眠りにつけるようになります。

ですが、夜間にスマホやパソコンの画面から放たれる光を浴びすぎると、松果体は混乱し、まだ昼間だと誤認してしまいます。これが、寝付きが悪くなる原因の一つとなってしまうのです。

そこで、素晴らしい夜の休息を得るためのいくつかの方法をご提案いたします:

  1. 日中は可能な限り太陽の光を浴びる。

  2. 寝る前にはスマホやパソコンの光を避け、目を休める時間を作る。

  3. 寝室は落ち着いた照明で、リラックスできる空間を作る。

これらのポイントを心がけることで、メラトニンの分泌が効果的に行われ、高品質な睡眠が得られる可能性が高まります。質の高い睡眠を通じて、日々の生活の質を向上させましょう。



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