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やりすぎ!?炎鵬VS宇良の人気業師対決の行方。。。

はい、あみたです!

多くの人が注目していたこの2人の対決は衝撃の結果に終わりました。

小兵の業師力士対決

と行っても炎鵬98kgに対し宇良は143kg。炎鵬は間違いなく小兵ですが、宇良は小兵というサイズではないかもしれません。ですが2人とも業師なのは間違いなく、非常に注目の一番でした。

立合いは炎鵬は珍しく胸から、しかも張り差しでした。前半は炎鵬のペース。立合いが功を奏し左が入ります。宇良はたまらず引き、そこを炎鵬が一気に出ます。これで勝負アリかと思いきや、宇良は流石の柔らかさで土俵際で弓形になりながら残します。

そして衝撃のシーンはここから。何とか残した宇良は、そこから炎鵬の右腕を思いきキメにいきます。しかもただ極めるのではなく、体を開き投げを打ちながら全力で極める。炎鵬の腕は不自然なくらいに曲がり、そこを宇良が一気に押し出し。炎鵬は土俵下でも暫く動けず。。かなり痛そうでした。

それから数日が経ち、現在6日目が終了し炎鵬は1勝5敗。5日目に天空海相手に白星を挙げましたが、それ以外の相撲はほぼ何もできていない。極められた右腕には痛々しいサポーター。誰の目で見ても無事では済まなかったのが明らかです。

スクリーンショット 2021-05-14 午後5.40.45

このシーンの宇良。これはやりすぎたのか!?こんなに怪我するほど極めなくてもよかったのでないか?

私の見解はNO。これは仕方なかったと思います。つまり宇良としては全力で極める他なかった。

腕を極めるというのは案外難しい。というのも腕を極めると力を抜いてくれる人もいます。それはそのまま抵抗していると腕を怪我してしまう場合です。照ノ富士に両腕を抱えられてしまった力士などはそうなってしまいます。一種の降参みたいなモノです。

ただ難しいのは一種の降参みたいなものと言いつつ、相撲に降参がないことです。

極めて出て行ったところ、相手が力を抜いたのでこちらも降参の意思表示かと思って力を抜いたら、急に相手が力を入れて逆転されてしまう。。というのも起こりうる可能性があります。つまり極められている方(受け側)は力を抜いていても、極めている方(攻め側)はそれが降参の意志なのか、はたまた油断させて逆転を狙っているのかわかりません。ゆえに攻め側は全力でやらざる負えない。勝負の世界では当たり前ですが、今回はそれで炎鵬は怪我してしまいました。

お互い全力でやった結果の不運な怪我。炎鵬は気の毒ですが、宇良は全く悪くない。炎鵬には試練の場所が続きます。身体は満身創痍ですが、休場してしまうと番付的にも難しくなる。何とかここから持ち直して欲しいです。

がんばれ炎鵬!応援しています!

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