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オリジナル曲のお題

前回は、はじめてのスタジオの思い出を書いた。
そのスタジオが楽しかったので、バンド続きそうで、よかった。

何日かあと、ヒカタンからメンバーへ、オリジナル曲のお題がくだった。

ケンイチは、Stand Strong Drunk。
ボクは、コズミックコミック。
ラッキーは、Japanese Girls。
ヒカタンは、ヘルシーボタニカル。

ひとり一曲、うえのお題で、オリジナル曲を作ってみようということらしかった。
お題はなんだか、メンバーそれぞれの心の暗闇をピックアップしたかのようだ。

地元密着型の立ち飲み屋にも、一元でフラっとひとり入れるケンイチ。
立ち飲み屋のおっちゃん達のなかに、短パンにラインソックスという格好を見かけたらそれはケンイチかもしれない。

ヒカタンから見ると、30歳になって突然マンガを描きだした自分。
エキサイトしてくると、言っていることが宇宙のそれになるからコズミックコミック。

アメリカから日本に越してきたラッキー。
別れた彼女の話きいたからだと思う、Japanese Girls。

ワンルームで様々な種類の植物を育てるヒカタン。
「植物は飾るものじゃなく育てるものだから」。ヘルシーボタニカル。

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次のスタジオ練習に入る前には、グループLINEにケンイチがひとり作ったStand Strong Drunkのデモ音源が上がっていた。
めっちゃいい感じだった。
スタジオ練習を重ねて、Stand Strong Drunkはいまでは、S.S.Dというタイトルに変わっている。

コズミックコミックは紆余曲折を経て、今ではスロートークという曲になった。
「どんなバンドしてるの?」と聞かれたら、「Fuckin SAWAYAKA!」と言え、というラッキーの名言は、このスロートークという曲が作ったといっても過言ではない、爽やかな曲。

Japanese Girlsはついこの前、6時間ロングタイムスタジオのときに完成まで詰めることができた。今ではタイトルはKAZUMIだ。
ラッキーはドラムだから、デモ音源をシンセで作ってきた。
それを聴きながら他の楽器のパートを作っていったけど、ラッキーの頭にはここをこうしたいっていう明確な音のイメージがあって、すぐに形になっていった。ボーカルはボクがする。

ヘルシーボタニカルは野生の猫というタイトルで、いま詰めてる最中だ。
ベースだけの音源がグループLINEで共有されて、ケンイチが「そうそれそれ」っていうギターを作ってきて、スタジオで合わせてみたらドラムもスっとあって、あとは、歌詞とボクのギターが課題。

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8月のいま、はじめてのスタジオから3か月経って、オリジナル4曲とコピー2曲できるようになった。
けっこう早いんじゃないか、って思うけど、どうなのか。


余談だけど、スロートークはこの前、ソロイベントでひとり、弾き語りでやってみた。そのとき配った歌詞ZINEがあるから、ここに張っておこう。
はやくバンドでお披露目したい。めっちゃ爽やかだから。





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