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鶴丸くんを語るだけ〜刀ミュ葵咲本紀見て〜

ミュージカル『刀剣乱舞』〜葵咲本紀〜を観てきました。

もう溢れ出る鶴丸くん愛の行き場がなくて、どうしても文章にしたくて、noteに気持ちのまま書き殴らせてください。

これはレポというか、ただの一個人の鶴丸くんの感想なので閲覧注意です!!

また、文章が非常に難解となっております(知能の低下により)

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刀剣乱舞のリリースと同時にゲームを始めて、そのあとすぐに好きになった『鶴丸国永』という刀。


ゲームでの紹介文は

平安時代の刀工、五条国永の在銘太刀。
鶴を思わせる白い衣を身に纏い、赤は戦ううちにつくだろうからなどと軽く言ってのける。
そのさが、軽妙で酔狂であっても戦うことを忘れたことはない。

軽妙で酔狂でありながら、刀としての矜持も持っていて、平安生まれの落ち着きも備えながら、周りを見渡してリードすることもできる。

そんな『鶴丸国永』の良さを完璧に岡宮来夢くんという俳優さんが表現してくれたんです。




これ以降ネタバレを含みます。




1.主との関係がやばい


鶴丸くんが主に呼ばれて任務を伝えられるときの滲み出る主との関係性ヤバくないですか??

鶴丸くんの口から「きみ」の2文字が出てきたときに私は頭をハンマーで殴られたように一瞬目眩がしました…2人称最高…

「きみ」の言い方も凄く優しくなかったですか?!!好き


それまで単騎で長期遠征に出てたこと、面倒な任務をよく鶴丸くんにやってもらってるらしく

刀ミュ本丸において、鶴丸くんは鍛刀されてから結構経っていて主からの信頼も厚いらしいということが明らかに。


(見る人が見ればこの映像だけで鶴丸くんの良さが伝わるはず!0:30〜のシーン最高です。ゲネ映像いいとこ抜いてくれてありがとう)


鶴丸くんってそう簡単に心を開くような刀でないという認識があって、いくら主とは言え「きみ」なんて愛情たっぷりに呼んであげるまで凄く時間がかかると思うんです。

もうそれが出てるってことはどれだけこの本丸で時間を共にしてきたのか…


ちょっと先のシーンになるのですが、戦闘中にある「やっぱり俺を1番退屈させないのはきみだ」っていう台詞で、鶴丸くん界においてそんな最大の告白ある?!!って思いました。ちょっと何言ってるか分からないと思うんですけどニュアンスで読み取ってください。

要は好き!!!ってことです笑


あと、「無垢な舞に飢えてるんだろう?」って何???私飢えてます!!!飢えてるよ!!!毎日見たいよ!!!!!!!!!!!!!


刀ミュ本丸の鶴丸くんって、裏任務担当みたいな感じなのかなって思っていて

あおさく以前に言ってた長期の単騎出陣もきっと同じような刀剣男士関連の任務だったのでしょうか。

帰ってきた時に「あいつは大人しくしてるか」とか「面構えが変わったヤツもいるな」とか言ってたのもやっぱりそういうことだと思っています。

鶴丸くんはもちろん歴史修正主義者との戦いもあるけれど、刀剣男士を見守る役目があって、だから帰ってきて1番に仲間の様子を伺っていたんじゃないでしょうか。


2.部隊での立ち回りが好きすぎてヤバイ


鶴丸くんは多分三条と同じくらい本丸で古株なんだろうなと思っていて、今回部隊長に任命されます。

でも鶴丸くんって部隊長って言ってもグイグイ引っ張るようなキャラじゃなく必要な場で助言を与えたり、迷った時に諭してくれるそんなキャラじゃないですか。


それがもうドンピシャ。

刀ミュでもあれこれ言うわけじゃなく個々に任せると言うか、放任主義。


仲間が自分たちで乗り越えられることを分かってるからあまり介入してこないとこがめちゃくちゃ鶴丸くん!!!って思いました。



検非違使を一振りで引き付けてターゲットは他の刀に任せるっていうやり方って鶴丸くんにしかできないと思っていて、

これだけ不安定な刀たちを目の前にして笑って見守ってあげられる。

おそらくこういう状況で部隊長を務めることに慣れてるし、肝が座っている。

そんな鶴丸くんの姿が部隊の力になっていて、それが見えたのが本当に素晴らしかったです!




また、個人的に好きなシーンなのですが

村正が負傷して二手に分かれるシーンで、蜻蛉切に「寝れるときに寝といたほうがいいぜ」みたいなこと言って仰向けに寝てた場面があったけど

2人が話ししてるの聞いてるけどあえて何も言わないし、むしろ話しやすいように自分は寝てたんだなぁと思ったら愛しくて愛しくて…笑

しかもそんな中でもちゃんと気を張って敵を警戒してて最高でした😭


部隊を引っ張るんじゃなく、そこに鶴丸くんという存在がいて、だから安心して戦える。みたいな存在感たまらないですね、、、




3.周りを見渡す力がヤバイ


鶴丸くんは主に呼ばれた時に何か特別な任務を頼まれました。

その任務というのがおそらく遡る歴史で協力者が現れたことに関する調査だと思いますが

この協力者に関わっていたのが三日月だということに主は予想がついてて、その上で鶴丸くんを選んだのでしょうか。

戦闘してる時とか、敵や歴史上の人物達、刀剣男士たちの動きを見ながら、真相に辿りつきます。


三日月と縁のあるからなのか、部隊を見ながら索敵する能力の高さを買われたのか、あるいはその両方か…


他の刀は目の前の敵で手一杯なところ

どこか遠い視点から全体の図を見てる


そんなところからも鶴丸くんの本丸での立ち位置が浮き彫りになって、そうそう!それが鶴丸くん!!って思いました。



ここからちょっと私の考察というか、邪推が入るのですが、

あおさくにおいての鶴丸くん。やたら敵の動きに詳しすぎるのが気になりました。

確かに鶴丸くんだったら敵の動きが手にとるように分かるのかもしれないけれど、

そこまで分かる??って思ったんです。

最初の方で、明石が篭手切江に手の話をするじゃないですか。

あの話をまったく同じようにしたのも、実は同じようなシーンを見たことがあるのでは??って思ってしまうのは、私が刀ステの円環に囚われてるからでしょうか笑




4.三日月との関係性がヤバイ


最初に登場した時に鶴丸くんが言う

「あいつは大人しくしてるか。」

この指し示す存在が三日月だと気付くのは1番最後になりますが、そうきたか〜と!

鶴丸くんにとって三日月宗近って切っても切り離せない存在で

その危うさに気付いて気にかけてるとこキタキタ!と思いました👏



この本丸において

三日月の存在への考え方が3パターンあって


1つめは、ただの刀剣男士として仲間と思ってる

2つめは、確信はないけどその存在の危うさに何となく気づいていて注意して見てる

3つめは、気づいてすでに調査に踏み出している

の3パターン


鶴丸くんは3つめで、

主も三日月の動きに気づいていてそれで調査を依頼してるというとこでしょうか。

鶴丸くんは3つめだけど、どちらかと言うと怪しんでいるというよりも「興味」の意味合いが強そう。

三日月宗近という刀がすることには必ず意味があるから口出しするわけでもないという信頼感なのか

その意味を既に理解しているのか。


出陣後の主への報告の時の言い方を見るに

もう何となく理解しているのではと思います。


生まれが近いだけに、三日月のことを理解するの鶴丸くんは本丸1長けてる刀

この2振りの共演が楽しみになりました。





5.戦い方が理想すぎてヤバイ


ステップが軽やかで、凄く太刀筋が綺麗

しかもやっぱり戦うのが楽しそうで

相手を引きつけてから切ったり

鞘を外さずに戦ったり

なんかもうありがとうございますって感じでした…


軸がしっかりしてるのでブレることもなく

あの立ち回りをしながらでも安定して歌えるのヤバくないですか???

あの白い着物でただでさえ動きにくいと思うのに、袖の魅せ方とかも凄く綺麗で良かった…

ほんとよかった………


どんな戦況でも「このままじゃ全滅だな!!」とか楽しそうなのもほんとほんととてもとても良きでした♡♡♡♡


最近観劇された方のレポを最近見まくってるのですが、

みんな注目してるシーンで

検非違使を引き付けて戦う鶴丸くんが合流した時に着物が血塗れなところを

「重症なのに大丈夫とか嘘じゃん!崖から落ちたなんて嘘おっしゃい!!!!強がって!!!!!!!!」

みたいに言ってる方が結構いらっしゃったのですが

確かにそれも鶴丸くんらしくて良きですが

私的には解釈がもう1つあるかなと思っていて

私的には来夢くんの演じ方が本当に大丈夫そうな感じに見えたんですね。

もし強がってるとしたらもっと違う表し方があるかもなと思っていて

最初は検非違使の返り血なんじゃないかなぐらいに思ってました。

でも、もし…もし鶴丸くんがこの戦いを既に理解しているのであれば

仲間が戦いを終わらせて結城秀康を正気に戻すことが分かっていて時間稼ぎしてたのだとしたら

自分が重症でも戦いが終わると分かってわざと崖から落ちて検非違使も道ずれにしたのでは?と思いました。考えすぎですかね?笑


 6.衣装が理想系すぎて辛い


鶴丸くんの着物って戦うのにどう考えても不便…

でも、袖の長さとか本物に近いようにシルエットが計算し尽くされてましたね🤔

1番好きなのはモコモコフードちゃん

あの後ろがふんわりしたシルエットが大好きなのでそれを現実世界で見られるとは人生も捨てたもんじゃないですね…

鶴丸の衣装って着物だから襟元が緩み易くて、刀ステでも動くとはだけてしまっていたのですが

今回の刀ミュの衣装は全然はだけてなくてどうやって保ってるんだろう…って気になってます。

また、ウィッグもあの丸い頭の形と髪のハネを完全再現してくれて死ぬほど嬉しかったです😭

頭から足の先までシルエットが完璧すぎるし天使かと思いました。


2部衣装では、ヒラヒラ部分に鶴の絵柄が描いてあって相変わらず細かいなぁ…と

しかもあの和洋折衷みたいなデザインにブーツを合わせる心憎さ!!

しかも太ももがえっち!!!!!

あと、2部の衣装でもあの手袋を残してくれたのは最高でしたね👏よく分かってらっしゃる!

しかも途中で突如と出される腕…反則だと思います!

あと、赤いイヤリングはもうね…

全審神者が夢見た鶴丸くんにイヤリング(ピアス)ですよ

泣きました。





第2形態は伽羅ちゃんとお揃いで腰布があってもう何これめっちゃ仕組まれてるやんって頭が抱えました。

ピッタリしたデザインで腕の筋肉最高過ぎたし私後ろ姿フェチ…肩と腰のバランスを気にする女なのですが完璧すぎてドキドキが止まりませんでした!!

後ろ姿がもう素晴らしすぎて

肩が見えてあの可愛らしいお顔でちゃんと筋肉と肩幅があるの理想的すぎます😭


来夢くんが最高すぎるのはもちろんなんですけど、やっぱり舞台衣装さんやメイクさんの技術って凄い




7.鶴丸国永役の岡宮来夢という奇跡


最初に言いますが、このキャスティング凄すぎます。。。

鶴丸くんってその役柄から若い子がやるのは難しいんじゃないかな…って思ってたんです。

21歳の若さであの達観した感じが出せるのかなと

もうそんな心配してた自分が恥ずかしいです。


完璧でした。いや、完璧以上かな


鶴丸くんが一振りで検非違使を引き付けて戦う時とか、辛そうな表情は隠すとか

主への忠誠心が台詞から見え隠れしたり

三日月のことを「あいつ」って呼んだり


稽古中にそういう演出をされたのかもしれないけれど、台詞1つをとっても人によって言葉のニュアンスって変わるじゃないですか。

そのニュアンスがバッチリというか

ここまで合わせてきてくれるの凄すぎません?

絶妙で難しい鶴丸くんの立ち位置をこれだけ表現してくれてありがとうと思いました🥺


みなさん刀ミュブログは見ましたか?

来夢くんがあおさく終わって書いてくれてましたね!

(→プレミアム会員限定の記事です。みんななろう)


文章を読んで、全力で向き合っていったのが伝わって感謝が溢れ出てきました。

鶴丸を演じるにあたって、公演前の取材でも「自分にとって挑戦」って言っていて

人気作の人気キャラに選ばれたことプレッシャーだっただろうなと思います。


鶴丸くんって人気なのにゲームでもアニメでも刀ステだって掘り下げられることはあまりなくて

踏み込みに躊躇されてる感じが自分的にはしてて

もっとたくさん知りたいのに、あまり情報量がなくて想像するしかなかったんですよね。

だから、来夢くんが役を掘り下げる時にもどういう立ち振る舞いをするのか、他のキャラへの関わり方とかすっごく悩んだと思うんです。


おそらく演出の茅野さんや共演者の方々と話し合いをしながら役を作り上げていったんだろうと思いますが

あの戯曲にあの肉付けをしてくれたのは来夢くんで、来夢くんが伝えたかった「鶴さんの魅力」たくさん伝わったよ!って言いたいです。(ご本人が何度もインタビューで鶴さんの魅力を伝えたいとおっしゃってました)

鶴丸くんがもともと好きな人は原作のあのちょっとした情報でたくさん魅力を感じ取れるけど

今回の来夢くんの鶴丸くんでもっとたくさんの方が鶴丸くんを好きになってくれたと思うんです。

鶴丸くんを最後まで大切に演じてくれてありがとう

これからも鶴丸くん役をよろしくお願いします🥺



今回の葵咲本紀で、ひとつひとつの台詞に細かくキャラの魂を乗せてくれた俳優さん岡宮来夢くん。

また来夢くんの鶴丸くんが観たいです。




ここまで鶴丸くんの好きなとこを書いていきました。自己満足ですが、何か共感していただけるとこなどあれば嬉しいです。

最後になりましたが、刀ミュにかかわる全てのみなさん長期間の公演お疲れ様でした。


拙い文章でしたが、鶴丸くんへの愛が伝われば幸いです。


読んでいただきありがとうございました✨








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