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国家試験を終えて。

ちょっとひと言…。

久しぶりの更新です。

現状を少しお話すると…
2024年3月14日(木)晴れ
昨日、東京から京都の家に帰宅し、祖父母の家に来ています。
東京には5日間、就職先への挨拶、家探し、会いたい人に会いに行ってきました。
とても充実した日々でした。

今、noteを更新しないと、また長らく更新しないと思ったので、
自分の尻を叩きながら頑張って書こうと書き始めました。
#実際は尻を叩いたのでなく、
#PC開けて手を動かしただけ

というわけで今回は国家試験まで、国家試験当日について書こうと思います。
#早くも国試が終わり3週間経った
#記憶は鮮明

さっそくですが、綴り始めます。
あ、国試体験記が早くさくっと読みたい人はこちらをどうぞ
URL
※こちらは依頼を受け、国試1週間後くらいに書きました。
このnoteは、まとまりのない文章をつらつらと書きます。
おそらく、最後まで読むと疲れますが、きっと何か得られるはずです。
・こんな人もいるのか
・自分もきっと大丈夫
・自分は〇〇しよう
とか。
#不安になったらこの記事読んでね

前書きが長くなってしまったけど、スタート。Let's go💨


国試まで

私が在籍していた大学は、
「国試対策一切しません!自分たちで頑張ってね!」
といった大学なので、すべて自分で計画立ててやらなければなりません。
国試対策をぎっしりしてもらえる大学だったら大学で、めんどくせぇ、
大学がわざわざ対策しなくても自分がやるよ…とか言ってそうですが。
#結局ないものねだり

でも自分は、この放任主義のやり方が合っていたと思います。
理由はただ一つ。

良くも悪くも自分のペースでできるから。

#もちろん苦労はたくさんありました。

そのため、
国家試験の勉強を本格的に始めたのは、12月下旬です。
#遅すぎ

言い訳ではないのですが、
11月まで実習があったり、学園祭の副実行委員をしていました。
それらが終わり、すぐ勉強に切り替える予定だったのですが、
約2-3ヶ月間体調不良になりました。
人生で初めて救急車も経験しました。(しかも2回)
#終わった

この当時は、
何をしても無気力。
何も頭に入ってこない状態でした。
#完全なバーンアウト
病院も受診したのですが、この症状はバーンアウトではないと言われたので、
#バーンアウトではない
少し詳細に話すと、適応障害になりました。(診断された)

適応障害とは、
自分の置かれた環境にうまく慣れることが出来ず、不安感や抑うつ気分、不登校、出勤拒否、対人トラブルなど、様々な症状・問題が出現し、社会生活に支障をきたす状態

当時、国家試験に対して、あまり不安を感じていなかったので、
国家試験が原因ではありませんでした。
将来やりたいことが分からない
どのように生きていけばいいのか分からない
なぜ生きているのかわからない
そんな漠然とした現在、将来への不安から過去の自分を責めたり、答えのない問いを永遠と考えていました。

当時の私は、
ご飯も食べれない、外にも出れない、ベッドから出られない、寝れないなど
日常生活もまともにできない状態でした。
この状況を打破したい気持ちと、もういいかという人生への諦めの気持ちが葛藤していました。

当時、希死念慮もあった自分を支えてくれて友人には感謝です。
本当にありがとう。
(病院を予約しようとしましたが、1-2ヶ月待ちでした。)

とはいえ、
「このままではいけない」と強く生きようとしている自分もいました。
内心、現状に対して、とても焦っていました。

そのため、12月下旬から本格的に取り組みました。
#病状と付き合いながら

一応本当のことを書いておくと、
本格的に勉強をしてはいなかったものの、
第112回看護師国家試験(約1年半)前から頭の片隅には国家試験があり、
隙間時間にQBや参考書などを眺めていました。
#過去の自分に感謝

焦りはあったものの、
良くも悪くも、私は最後まで"国家試験に対して"無関心でした。
#もっとしっかりしろ
#と自分でも思っていました

※自分で言うのもおかしな話ですが、
自分の性格は、かなり几帳面&不安症で
きっちり物事をしないと気が済まない性格です。

そのため、教材等を選択した理由は特になく、
周囲の人が持っていたからという理由で同じものを購入しました。
今となってはネタですが、適当なあまり受験勉強に必要な参考書が何か分からず、
11月下旬までは、「QB必修」のみしか持っていませんでした。
QB 看護師国家試験問題解決2023-2024」を購入したのは、11月16日です。(笑)

【保健師】
QB 保健師国家試験問題解決2023-2024
保健師の国家試験のためのレビューブック(RB)2023-2024

【看護師】
QB 看護師国家試験問題解決2023-2024
看護師・看護学生のためのレビューブック(RB)2023-2024
※URLは最新版です
#参考書って高い
#参考書1冊でビジネス書5冊は買えそう

友人はQBを解き、RBを参考書として使用していましたが、
私は2つを器用に使いこなせなかったので、
この2つセットがよかったのかどうかは最後まで未知です…。

また、国家試験に対して無関心なあまり、
必修が8割以上必要とかボーダーはだいたいこれくらいとか
そんなことも全く知りませんでした。(今もあまり理解していません…。)
#合格すればいい精神

このように、参考書や勉強のやり方も最後まで確立できず、
勉強をしていました…。

国家試験1年前は、ノートにまとめて…とか、RBに色々書き込んで…とかInstagramで見るような勉強の仕方を想像していました。
しかし、実際勉強してみると、
効率が悪く、自分に合っていないと初期の段階で判断しました。

最後まで新品のように綺麗だったRB


友人にYouTubeも勧められたので、起床してすぐ、
30分〜1時間の動画を2倍速で朝食を食べながら見ました。
1日の勉強の始まりとしてはよかったのですが、
動画学習はあまり向いてなかったみたいで2週間程度でやめました。
そのため、主に活用した勉強コンテンツは、
上記のQB(紙・アプリ)・RBです。

個人的な意見ですが、
いろんな参考書に手を出したくなるかもしれないですが、あまりお勧めしません。
特に試験1-2ヶ月前からは特に…。
同じ参考書を理解するまで読み込む/解く。
疑問に思ったこと、わからなかったことはその都度理解するまで調べる。
これらをひたすら繰り返すことを徹底しました。

先ほど述べた通り、1.5年前に謎の焦りを感じて以降、
QBのアプリはダウンロードしました。
#時間があるときポチポチ

11月までは実習や卒論、自分のやりたいこと(インターンや学園祭など)に没頭していました。
その後は、体調不良に悩まされ、「勉強しなければいけない」気持ちと、「できない」という現実の間で苦しんでいました。
当時、1日10時間近く机に向かっていましたが、時間が過ぎるだけで何も成果が感じられませんでした。
12月下旬には少しずつ勉強できるようになってきたと思ったものの、年末年始は40度を超える熱に苦しみ、再度勉強が滞ってしまいました。

その後、状況を打破すべく、他のことや考えなければならないことを一旦置いて、睡眠や食事、息抜きのランニングを除いて、1日12時間以上勉強に費やしました。
本当に苦しく辛い日々でした…。

とはいえ、とてもじゃないほど、勉強ができる身体・精神状態ではなかったので、毎日人に電話したり、ぼーっと閉じこもっていました。
この環境を脱したい、
けれど、
その脱し方も治し方も何もわからない。
どの方向に向かえばいいのかわからない。
毎日が辛い。

そんなとき、助けてくれたのが、元インターン先の方でした。
LINEで現状を伝えると、
すぐ電話をかけてきてくれました。
「明日でも明後日でもおいでよ」
「何も持ってこなくていいし、何もしなくていい」
「ただうちにおいで」
といってもらいました。

本来であれば/今までの自分であれば、行くことを悩み、
躊躇っていたと思うのですが、
#国試1ヶ月前

我が身に縋る思いで、「すぐ行きます」とだけ伝え、
電話を切った後、そのまま夜行バスの予約をしました。(1月6日)
#行動力とは
#熟考する前に半歩踏み出すこと
#移動距離500km

何も考えずに予行バスに乗り込みました。
その後、1週間近くいたと思うのですが、あまり記憶がありません。
#リュックサック1つで移動

ただ毎日ジャーナリングしていたので、当時の気持ちや1日の過ごし方を紹介します。

外に出れたとき。
夕食
読んでいた本

【意識していたこと】
・ご飯食べること
・寝ること
・身体を温めること
・勉強できる環境を整えること
・勉強以外何も考えないこと
(当時、今後のキャリアや家族のことで悩んでいた)
・1日生きること
睡眠薬と抗不安薬を飲んでやっとの生活でした。



その場しのぎの気分転換にはとてもよかった。
ただ、結局は自分が勉強しないと国家試験には受からない。
現実は変わらない。
国家試験の合否はどうでもいいが、
やると入った以上、合格したい。
そのためには、勉強するしかない。
そんな気持ちで、1週間ほどで自宅へ戻ってきました。
当時、学校の先生から大学に来るように言われました。
#大学教員が心配して親にまで電話していた
#小学生か

この頃、久しぶりにご飯に行った友人に、
勉強の進捗や近況を伝えると、
「中途半端に勉強してどちらも受験して落ちるより、看護師だけに専念した方が良い」と言われました。

確かに、保健師合格しても、看護師不合格したら結局意味ないので、
健全な判断だと思います。
ただ、自分の中でその選択はありませんでした。
#妥協するみたいでなんか嫌だった
#挑戦もしていないのに負けた気分

しかし、
2つ受験すること
看護師の国試は絶対合格しなければならないこと
が自分の首を絞めていることは確かでした。
#ちなみに学校の先生にも受験しなくても良いと言われた
#当日ブッチしても良いと…

そんな精神状態も体調も不安定な中、
自分がやった勉強方法とスケジュールを少しお伝えします。

まず、スケジュールに関してですが、
勉強を始めるタイミングは他の人よりも数倍も遅いことは自分が一番理解していたので、
「焦らないこと」に徹底的にこだわりました。
#焦って不安になっても生産性が下がるだけ
#焦っても何も生まれない

この辺の肝は、これまでのスポーツなどで鍛えられていたのかもしれないです。
#どれだけ足掻いても定数は変わらない
#変数を変えろ

とはいえ、焦りや不安がゼロだったかといえば、
全くそんなことはありません。
毎日起きている時間、焦りと不安は付き物でした。
そのため、焦りや不安を感じている時間を最小限にし、
自分の感情に自分がコントロールされるのではなく、
自分自身が自分の感情をコントロールするように心がけていました。
#言うだけは簡単

恥ずかしいことですが、試験10日前まで過去問すらやっていませんでした。そのため、試験日から逆算して、最低限やらなければならないことを計画して勉強しました。(以下、写真参照)

スケジュール

学校から呼び出しされて以降、
朝10時に学校に行き、毎日16時まで(長いときで20時)まで学校で勉強することにしました。
朝起きて勉強
学校に行って勉強
帰宅して勉強
どこでも勉強…。
とは言え、3週間程度…。

毎日この格好で投稿
保健師コースの何人かと一緒に勉強
一人で勉強
毎日食べていたそば


国家試験前日

【スケジュール】
・2月9日:保健師国家試験
・2月10日:休み
・2月11日:看護師国家試験

保健師国家試験前日(2月7日)から友達の家に3泊4日させてもらいました。
#何ともいえない迷惑

保健師国家試験前日は、思った以上にリラックスしていました。
ただここ最近朝9時までに起きることができなかったので、国試当日寝坊しないか不安でした。
(ちなみに前日は9時半起き)
#明日だったら大遅刻

朝から学校の図書館で6時間程度勉強し、友達の家(以下、Mさん)に向かいました。
当時、バイトも全くできておらず、ホテル代(3泊4日分)もしんどかったので、Mさんには感謝です…。

夕食は、験担ぎの如く、味噌カツ丼を食べました。
#食べたかった親子丼がなかっただけ

前日の夕食
持参した補助食(病人みたい)

その後、Mさん宅に到着し、ダラダラと雑談した後、勉強をしました。
6時半には起床しなければならなかったので、
0時には就寝する予定でしたが、
焦りからかやっておきたい最終確認などが増え、
結局布団に入ったのは1時でした。
#Mさん母に
#早く寝なさいと5回くらい怒られた
#優しい

当時、まだ睡眠薬がないと寝れなかったので、
睡眠薬を飲んでいたのですが、
全く寝れず、本当にしんどかったです。
#寝たいのに寝れない
結局寝れたのは3時間半でした。
起床すると、びっくりするほどしんどかったです…。

【前日(2/8)の】
特に慌てることなく、やることを最終確認のようにこなした。
ただやるだけ。
不安と焦りは考えたらいくらでもあるけど、考えないようにする。
正直、保健師より看護師のほうがやばいし、
Kくん(ご飯に行った友人)が言うようになりそう、
ダブルパンチで両方落ちそう…。

とかマイナスなこと考えてもキリないし、今できることを全力でやるだけ。
もし落ちたら、努力が足りなかったか、向いてなかったのどっちかかな。
とりあえず、明日は早起きを頑張る。

模試のように、ただ目の前の問題に集中してただ問題を解いていく。
息みすぎたり、頑張ろうって思わない。
平常心。
きっと大丈夫。(言い聞かせる)

Mさんのお家が、びっくりするほど温かくて、嬉しい

明日は頑張ろう。
今、1:00。明日は6:30起き。

#まぁこんな感じで普段通りだった。



保健師国家試験当日


2月9日
6時半起床。
#無事起きれた

Mさん宅の朝食。
ご飯も手作りパンもあり、ホテルみたいでとても美味しかったです。
#ホームベーカリーほしいな

そのまま準備をして、会場へ向かいました。
Mさんと一緒だったということもあり、
特に緊張したり、迷ったりすることなく会場へ行くことができました。
#友人に感謝

とても快晴だった

まず、会場に行ったことがえらい。
(自分を褒める)
#学校の先生にも当日ブッチしても良いと言われていたほど
#友人にも来たんや〜と言われた
#今思い返せば面白いな

会場到着

名簿1つ前がMさんだったので、
国試も前後でしょ!って笑って話していたのですが、
まさかの最後列と最前列でした。
#これこそ人生
#というわけで私は席が一番前でスタート
#少し焦った
#大学受験と一緒

予想していたことが外れると一気に不安というのか焦りが襲ってきました。
そして、試験スタート。
結果は午前も午後も難しくて、全く手応えがありませんでした。
#投げ出したくなった

試験開始までの待ち時間が本当に長くてしんどかったです。
#みんな一緒

ほとんど記憶がなく、なんとか終了。


この日は、どっと疲れた…。
帰りの電車が地獄なほど。


Mさん宅に帰宅後、看護師国家試験の勉強をしようと思いながらも、
保健師の国家試験の出来が不安で手付かずでした。
Mさんと看護師国家試験の勉強をしながら気づけば、
本日行われた保健師の国家試験の話をしていました。

そして、間違えに気づく。
1つ、2つ、3つ…。

いま、保健師の自己採点をして、その結果に一喜一憂するのも嫌だなと
思いつつ、自己採点をしようか葛藤していました。

看護師の国試の前に自己採点をした結果、
毎年のボーダーを超えていなくて、ショックに陥り、
看護師の勉強が手付かずになる。
これが自分にとって最悪のシナリオでした。
#常に最悪のパターンを考えることが大切
#共通テスト1日目夜に自己採点して一喜一憂している人と同じ

最悪のパターンを考えた結果、以下の理由から自己採点することにしました
・気になりすぎて勉強が手付かずだった
・おそらくボーダーは超えている(とりあえず、安心したい)
#Mさんは絶対にしないと言っていたので
#Mさんがお風呂に入っている間にこそっと

自己採点の結果、「くもり」でした。
(メディックメディアさんの「ネコナースの合格予報」)
当時、模試はC判定(一度もB以上の判定をとったことがない)、過去問を解いても110点以上は数回だったので、予想範囲内でした。
個人的には、点数は思っていたより取れていたので、ひと安心でした。
#下から数えた方が早いレベル

くもり

ですが…
ひと安心して気が抜けたのと疲労感で
結局、勉強は手付かずで、この日はほぼ何もできませんでした。
きつかった…。


【保健師国家試験当日(2/9)の日記】
6:30起床。
昨日は本当に寝れなくて2時間くらいしんどかった。
結局、4時間も睡眠できてない…。
Mさんの朝食。ホテルみたいでご飯もパンもあった。
朝からビビンバ食べた。手作りのパンがめっちゃ美味しかった。
(ホームベーカリー買いたいな)

まず、国試会場に行ったことがえらい。友達にもよく来たな!えらい!と言われた(笑)

保健師国試がスタート。まさかの席が1番前だった。大学受験と一緒。
まさかだった。待ち時間が長すぎた。
疲れた。
午前も午後も難しくて、投げ出したくなった。

何回も大丈夫って思ったけど、凡ミスしてるし、つらいな。
でもよく頑張った。本当に疲れた。
中学の府大会くらい。
(中学の部活の府大会が死ぬほどしんどかった比喩)

短いようで長い保健師国家試験が終わった。
自己採点的には微妙。
あとは、看護の国試。
これ受からないと意味ないから怖いな。
まぁできること全力で頑張ろう。
今日は本当にお疲れさま。
よく頑張った。合格祈願。


国試と国試の間の1日


2月10日
9時起床。
朝ごはん食べさせてもらい、勉強スタート。
昨日の疲労からなのか、頭痛がひどく、
Mさんが勉強している隣で2時間ほど寝ていました。
#なんてやつだ

ここ数日、運動もろくにせず、ずっと座って勉強していたので、
心臓が痛くなりました。
#伝わるかな
#勉強に支障をきたすほど
#エコノミークラス症候群

お腹も空かなかったがお昼ご飯をいただいて、勉強再スタート。
直前に何をしたらいいのかわからなくなって焦ることを考えていたので、
その時はこれをやろうと決めていたものをしました。
"RB読み直し"
#これが良くなかった

読んでも読んでも終わりがない
#あの量だからね

でも読んで疾患をより理解したり、曖昧だった点を再復習したりできました
昼すぎから読み始めて、21時くらいまで読みました
#でも結局読みきれず途中で断念
#不安な章だけピックアップして読むことにした

その後は、以前模試で間違えた問題にチェックしておいたので、
その復習を行ないました。
気づいたら、0時を超えており、急に焦りを感じました。
寝たいけど、寝れない…。
寝てはいけないのほうが正しいのかも。
#寝たら負け感

【この日(2/10)の日記】
余裕ない。寝る。(1:35)

次の日が5時半起きだったのに、
結局、2時半くらいまで起きていた…。(寝れなかった)


看護師国家試験当日


2月11日
5時半起床。
朝ごはんがまたホテルのようでした
#本当有難い

余裕をもって会場へ向かいました。
駅には受験生らしき人がたくさんいました。
保健師の受験会場までの道は、参考書をもって歩いている人が多かったが、
看護師は良くも悪くも緊張感がないほど、みんなラフに話して会場へ向かっていました。
#雰囲気から違う


激混みの駅

会場の大学の校門をくぐると、たくさんの受験生がいました。
外にはたくさんの教員の姿がありました。
学校によっては、円陣を組んでいたり、先生がお菓子配っていたりと団結感がありました。
#本学は個人戦
#先生も来ないし円陣も組まない


会場につき、最終確認したいことだけ確認して午前の部スタート。

必修がむずい、あれ?むずい。わからない。
焦る。

一般の記憶はほとんどなく、午前終了。

------------------------チーーーン------------------------


終わったと思いました。
午前中できなかった(必修)という焦りが平常心を破壊させていきました。

平常心を保ちたい、安心したい、気になる、不安…
いろんな気持ちから昼休みは答え合わせがしたくなりました。
しかし、答え合わせをしても悪循環に陥るだけなので、
何があってもしないと決めていました。

昼休み。
おにぎりとチョコレートを食べました。
温かいほうじ茶を飲みながら…。

すると、前後に座っていた同じ学校の友人や隣の席の他校の方たちが
午前の問題について答え合わせしているのが耳に入ってきます。
#予想通り
その人たちの答えが合っているかなどわからないのに、
自分と答えと比較して一喜一憂しました。
#つらい
#共通テスト1日目に採点した人と同じ

無理矢理でもその場を離れたく、気分を変えたいと思い、トイレに行きました。
#ずっと座わりっぱなしだったから立ったのがよかった
トイレに行くと、また同じ学校の友人に出会い、話し声が耳に入ってきました。
#みんな同じ状況
どこか俯瞰して物事を見ている自分がいました。

その後は、イヤホン(ノイズキャンセリング)をして、外部の音・声を物理的に遮断し、参考書を眺めました。
#合理的?
だが、参考書を見るとまた答え合わせしたくなりました

内心、とても気になるし、「平常心」とは言えないほど焦りがありました

分からなかった問題、自信のない問題など
ざっと計算して、必修6/25落としていることが分かり、
首にナイフを突きつけられている気分で、午後の部がスタート。
#簡単であってくれ
#藁にもすがる思い

うーーーーん、むずい。
必修がむずい。
午後もむずいぞ。
おい。

わからない問題は飛ばして、とりあえず最後まで解いた。
しかし、必修がやばい。
わからない問題は熟考しても分からない。

1、2、3、4、5、6…
(午前でおそらく6問間違えている…。)
必修落ちじゃん。
※11問以上落とすと、必修落ち

生きたが心地せず、国家試験終了。


終わった………………。
#いろんな意味で


帰りは仲が良い友人と電車/バスで帰宅。
帰りの電車には、受験生がたくさん乗車しており、国家試験の話題に…。
#ここでも嫌でも聞こえてくる

私も友人と答え合わせしながら、ますます不安に…。
あまりのパニックさに友人が
「おもしろい話しよう!」と話を変えてくれました。
#本当に優しい友達
#絵しりとりの話をした
#意外と盛り上がった

友達が先に下車したので、一人になってからはさらにナーバスになっていました。
仲間を見つけたくて、X(旧:Twitter)で、エゴサばかりしました。
#何か変わるわけではないのに
#同じような思いで呟いている人をみて安心していた
#どんぐりの背比べ
#トレンド入りしていた


そして、看護師である兄やとても仲のいい看護師の先輩にLINEをしました。
「ごめん、落ちた。」
自己採点しないとわからないやんと言われながら、半分以上諦めていました。
#きっとなんて言葉をかけたら良いのかわからない


帰宅し、とりあえず、座った。
とてもお腹が空いており、ただ何もする気にならないほど無気力だったので、T-falでお湯を沸かし、カップ焼きそばにお湯を注いぎました。

出来上がるのを待っている間に、書類などの整理をしました。
そのまま、気づいたら採点を始めていました。

しかも、白紙に自分の回答をすべて書き始めるなど意味わからないことをして…。
1つ1つポチポチして自分の回答を入力しました。

自身の回答をすべて打ち込んだ。
「確認」を押せば、点数/予想合否が出るのかな…?
#怖すぎる


気づけばお湯をいれたカップ焼きそばが15分以上経過していました。
やってしまった。
でもそんなことどうでも良かった。
カップ焼きそばの味などどうでもよかった。
採点結果が気になる。

「確認」ボタンを押して、すぐにスマホの画面を隠した。
#怖い
恐る恐る手で隠しながら見ると、入力内容の「確認画面」だった
#なんやねん
#緊張してんねん

確認画面を下までスクロールし、「決定」を押した。
今度こそ、結果が出る。
再度、スマホ画面を手で隠し、恐る恐る覗いてみた。
そこには、アンケートだった。
#おい!!

今度こそ、絶対結果だ。
怖いな

けど、もういい、結果は変わらない。
もう腹を括ろう。
そう思った。
#良い意味で吹っ切れていた

アンケート送信後、またスマホ画面を手で覆った。
おそらく採点結果が記載されている…
もう腹を括った。
見よう。
一気に見た。

すると…。
まさかの「晴れ」だった。

晴れ

一般状況は眼中にないほど、大丈夫という自信があった。
問題は試験中から不安だった必修問題だった。
どういう間違いなのか、42/50あった。

目の前の数値が信じられなかった。


落ち着くために一旦、
美味しくないカップ焼きそばを口を駆け込みました。
#美味しい
なんでも美味しく感じました。

不安すぎて、自己採点の結果が信じられなくて、
違うサイト(東京アカデミー)でも行いました。
何度も自己採点を行なっても、合格の判定でした。

信じられなかった。
その反面、嬉しかった。


その後、貼っていた糸がぷつんと切れたかのように、
ぼーっとしてしまいました。


カップ焼きそばを急いで食べ、ランニングにいくことにしました。
#5日ぶり
#とても気持ちが良かった
#最高
#半信半疑

いつものランニングコース


帰宅後、そして、もう国試のことを過去のこととして忘れたい(良い意味で)という思いから
QB、RBなどの参考書を後輩にあげるため、連絡をしました。
使用していたいらない資料はもう捨てる準備をしていました。
#一刻も早く捨てたい
そして、2月末で退去予定だった一人暮らしの家の引越し準備を始めました。


そして、
国試次の日に、お世話になった先生方3人に挨拶を行きました。
・国試無事終わったという報告
・自己採点の結果、おそらく大丈夫ということ
・進路どうしようという相談
#このとき就職先は未定
どの先生も体調不良を知っていたので、お疲れ様と温かい言葉を伝えてくださいました
#ブッチしても良いと言われていたからな!
#今思えばなんてこと言うんだ!とも思う
#けど先生なりの優しさだったとも思う


そこから、就職先、これからのことを考える日々が始まった…。


合格発表

3月22日(金)14:00〜
合格発表の日。
私より家族(親)のほうが気にしていました。
このとき、私は祖父母の家に母といました。

自分はこれまで「絶対大丈夫」とプレッシャーのかかる挑戦も
なんとか突破してきたので、
失敗が許されないような環境がとても怖かった…。
合否の発表も同じでした。
詳細はまだいつか記事にしようかな。

結果は両方"合格"だった。
嬉しかったというよりは、安堵の気持ちだった。
ほっとした。
でも、Mさんが落ちてしまって、なんとも言えない気持ちになった。
#同情
#本当に申し訳ない気持ちだった


こうして2023年度の私の挑戦は幕を閉じた…。


最後に…

【こうしておけばよかった!と思うこと】
余裕を持って早くから勉強することです。
これに越したことはないですね。
私のように、計画を立てていたとしても予期せぬ不測の事態で勉強ができない状況が続くと、かなり精神的に追い込まれます。

しかし、1つだけ言えることは、合格するためには、「どんな状況でも勉強をするしかないこと」です。

当時の私は、春からの就職や進学の選択も低迷しており、国試自体を受験しない選択肢を考えていたこともあります。

しかし、国試を受験すると決意した以上、
やるしかない
と自分を奮い立たせ、
(中途半端に頑張って、落ちるのは嫌でした)
ただ勉強をこなすマシーンかの如く、勉学に集中しました。

また、助産師及び保健師の国家試験を同時に受ける方は、
単純計算で看護師の2倍の勉強が必要です。
実習も12月まであることが多いため、
スケジュール的にも非常にしんどいと思います。
早くから勉強するに越したことはないです。


【113回看護師国家試験を受けてみての所感】
少し役立つ?目締めなお話も…。
上記を読んでもらっても感じられる通り、
113回の看護師国家試験は、必修問題が難しかった所感です。
実際、X(旧:Twitter)でもトレンド入りしていました(笑)。

昨年度から踏襲(いわゆるプール問題)が減り、
周辺知識を活用する問題が増えましたが、今年も同じような感じでした。
個人的には、一般・/状況は昨年より簡単だった印象です。

【メッセージ】
まず、この長文を読んでいただき、誠にありがとうございます。
約12,500文字あります。
この体験記を読んでくださっている時期はわかりませんが、
私個人的な意見としては、
上記に早くから勉強することが大事と書きましたが
学生生活を楽しむことや、様々な経験をすることがとても大切だと思います。
私は学生生活で、
・インターン(ベンチャー企業):4社
・部活
・学園祭
・学生自治会
・ボランティア
・バイト
・旅行
etc…。
そのとき、「やりたい」と思ったことは全力でやってきました。
体調を崩していたと書きましたが、
11月まで学園祭、12月末まで学生自治会、直前までインターンをしていました。
自分は性格上、何か1つに集中しているよりも、
何個かの組織に所属し、ストレスを分散させたほうが
結果的に1つのことが集中してできるので、この方法をよくとります。

先ほど、早くから勉強をすることが大切ともお話しました。
つまり、両立しなければなりません。
#言うことは簡単
私が意識していることは、息まないということです。
勉強しなければならない!と強く意気込んでいると、短距離走になります。
短期間であれば、乗り越えられるかもしれませんが、
長期間は相当な忍耐力がないと持ちません。
なので、重要なことは、「少しをコツコツと。」です。

遊ぶときは思いっきり楽しんで、
勉強するときは集中して勉学に励むこと。
少しでいいので、毎日続けることが習慣になります。
また、私の場合は、
勉学でも楽しみを探しながら勉強していました。
「へ〜そうなんだ!」「おもしろい!」という発見を楽しむことを意識していました。
#意識することが重要

受験前は、精神的に追い込まれることもあるかもしれませんが、
国家試験に不合格だったとしても、それは人生の終わりではありません。
(私はこれを毎日思っていました)
また、私がこんなズタボロ精神・体調になってもなんとか乗り越えられた強みは、
不安は9割実際には起きないので、あまり考えないようにすること
落ちても職には困らないだろう
といった考えです。
実際にインターンなどのつながりから、
おそらく仕事はもらえる、
バイトすれば食いっぱぐれることはない
と思っていたのが大きいかもしれないですね。
(実際のところは、仕事もらえるかなんてわからないし、考えると不安になるだけなので、良いように自分で解釈することが大切)


これを読んでくださっているみなさんが
助産師、保健師、看護師としてのキャリアを築くための
スタートラインに立つことができるよう、心から応援しています!
#看護職に就くことだけが正解ではないよ


きっと大丈夫。


もっと具体的に、個人的にお話聞きたい人がいたら、DM等してください!

私ももうすぐ社会人です。
(あと2日。)
自分らしく頑張ろうと思います。



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