あみおノートVol.6「3月の振り返り:初めての子連れ海外」
前回から2か月ほど空いてしまいました!三日坊主を切り抜けられたと喜んだも束の間、まだまだ書くことの習慣がついていないようだ。ということで新年度迎えて一週間経ちましたがここでまた仕切り直し。まずはバタバタだった3月(2月も)を振り返ります。
2月の振り返り
2月は前回のノートから新しいマンガのお仕事をいただいたのでそれに付きっ切り状態でした。今まで引き受けてきたお仕事はテーマや大まかなシナリオはいただきつつ、構成やラフは自分で作成するものが多々。今回は初めて人様が描かれたラフをもとに作画を担当するものでした。広告マンガだったんだけど、ほかの人の思考をトレスする感覚で、ストーリーそのものはもちろんのこと、セリフのワードチョイスから表現方法まで、本当に勉強になった。そこで改めて感じたのは自分が描くお話って言うのはやっぱり自分の生活や経験、環境が色濃く出るということ。自分が育児中なこともあって幼い子どもを抱えた生活に関する解像度は自分でも高いと思うことはあるけれど、作画をさせていただいたのは妙齢のご夫婦の話で、自分では到底思いつくことのできないシナリオだったので「なるほどな~!」と思いながら楽しく作画させてもらいました。あとは普段コミックエッセイを描いているからか背景や描きこみに対する意識がまた違ってそれも良い経験になった。つい手癖で描いてしまいがちなものだったけど、素材を使ったら簡単にもっとクオリティーの高い感じに仕上がるのも勉強になりました。(超初歩的かもしれないけれど!)
3月の振り返り
オーストラリア渡航
そしてやってきた3月。実は上の子2人を連れて3人でオーストラリアに行っていました。目的は高齢の祖母(子どもたちにとっては曾祖母)に会いに行くため。今回三男は色々な理由があって夫と義両親と共に日本でお留守番。11日間の渡航だったので、出発ギリギリまで「連れていきたい…」とうじうじしていたけれど、滞在先だった曾祖母の家は広いけれどよちよち歩き始めたばかりの赤ちゃんにとってはちょっと大変な環境だったので結果的に良かった。何より義両親も夫も落ち着いて三男と触れ合える時間が今まであまりなかったので、三男もいっぱい遊んでもらって楽しかったようだ。私たちの出発前はまだ数歩だったよちよち歩きも、帰ってきたらもう立派に歩けるようになってハイハイを卒業していた。
祖母には16の時に会ったのが最後だったから再会は実に20年ぶり。ビデオ通話などでちょくちょく顔は見ていたけれど、高齢で体調を崩すこともあったから元気なうちに子どもたちに会わせたい、と前々から思っていた。けれどもコロナ禍があり、出産があり、海外渡航になかなか踏み切れない状況が続いていた。そんな中、実は昨年末から今年の年明けにかけて立て続けに親族の訃報があったから、夫の後押しもあって今回思い切って渡航を決断したのだ。渡航を決めたのは2月上旬。子どもたちのパスポート取得から初めての子連れ9時間フライト、そして現地で過ごした内容についてはシリーズにしてまとめていくつもりなので、今回詳細は省くが、結論:思い切って行って本当に良かった!
オーストラリア現地には親戚がいるので沢山助けてもらいながら、子どもたちにとっても、とても良い経験が出来たと思う。長時間のフライトもちょっと大変なこともあったけれど、基本的に子どもたちも楽しくいい子にしてくれた。海外旅行は2018年が最後だったから正直私もテンションぶち上げ!初めての子連れ海外旅、本当に気づきの多い旅だった。帰国して3週間ほど経とうとしているが私はいまだに余韻に浸っている。
次男3歳になる
帰国して次の日が次男3歳の誕生日だった。三男と一緒にお留守番してくれた義両親と一緒にケーキを食べてお祝い。まだまだイヤイヤ期真っ只中な次男だけれど、長男とは違った個性がどんどん開花していって愛嬌たっぷりやんちゃたっぷりに成長した。保育園では恐らく一番小さいようだが、甘え上手にやっているんだそうだ。長男に刺激を受けたくましく毎日を過ごしている。やんちゃすぎて叱られる場面も増えたが「じなんママだいしゅち~」と愛を振りまくことも忘れない。手がかかる分、かわいいといった感じ。今の次男の目下の課題は「靴を左右間違えずにはくこと」「やめてと言われたらやめること」。前者は成功率5割。後者は…楽しくなっちゃうとなかなか難しいのでメリハリをつけて根気よく伝えていきたい。この年頃の子どもと接するのは親にとっては自分との闘いなのである。遠い目・虚無顔になってしまいながらも次男よ健やかであれ!
そういえば次男のトイトレも3月になってひと段落した。三歳児健診で検尿があるから「スムーズに採尿ができる」ことを目標に、昨年の冬から細々と保育園と連携しながら続けていたトイトレ。夜はまだオムツだけど日中は何とかパンツで過ごせるようになった。保育園では2歳児クラスになってから少しずつトイレに行くという習慣をオムツ時代から続けてくれていたので、家だけでトイトレをした長男とは違ってスムーズにトイトレ進んだ、という印象。先生方には本当感謝でいっぱいだ。
出会いと別れの春
子どもたちの新学期。なんと入園時からずっとお世話になっていて頼りにしていた先生が3人もご退職されることに。園で人事に関する張り紙を見たとき膝から崩れ落ちる勢いだった…。子どもたちは大好きな先生方に会えなくなることをあまり理解できていないようだったけれど、3月登園最終日に先生方にお礼を言った時つい泣いてしまった。振り返ると、2年前に入園が決まって保育園生活に慣れるまで、長男に至っては3か月ほど泣き倒したにも関わらず根気よく付き合ってくれた。次男はいまだに教室に入りたがらないときもあるけれど、その先生が朝からいる日は喜んで入っていくので、何度も助けられた。私のように保育園の先生に心を救われた人は多いと思う。この変化に子どもたちよりも私の方がショックを受けたけれど、先生方が新天地でも笑顔で楽しく過ごせればいいなと心底思う。
保育園も会社なので他にも人事異動で肌間隔だが半数に近い先生の顔ぶれが変わった。新学期から一週間。子どもたちは新しい教室にもあまり動揺せず楽しく登園していっている。3月、子どもたちがびっくりさせないように先生が少しずつ慣らしてくれたんだそうだ。気が付けば子どもたちも風邪を引くことが少なくなった。3歳と4歳。心も身体もすっかりたくましくなって頼もしくなった。
「3月振り返り」読んでいただきありがとうございました!ではまた~!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?