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「イイネを3つ付けて回るノウハウ」にがっかりする


教えられた手法で、損しているひとがいる。


世の中には、色んなノウハウが出回っている。フォロワーを増やす方法、セールスの方法、ツイートの作り方……。


本質をついた深く鋭いノウハウから、言葉を選ばずに言えば、浅く危ういノウハウまで、ありとあらゆる「指南」がある。


どれを選び取り、身につけていくか。それが後々に、色濃い影響を及ぼす。


私の伝えているノウハウは、「今日からカンタンにできる」というようなものではない。けれど、本当に大切で、時間がかかったとしても身につけてほしいものを伝えている。

けれど、そういうものは、焦っている人には届きにくい。


売上が欲しい!わからないことばかり!早く知りたい!と思うような人に刺さるのは、その焦りを逆手にとって「今日からカンタンにできる」と謳う危ういノウハウだったりする。


例えば、ツイートやnoteに、3〜5個くらい、一気にイイネがつく。

例えば、返信に、どんなことにも言えそうな浅い反応がくる。


もう、これだけで、嫌気がさしてしまう。


いくら読むのが早い人だって、2000字の記事を3つ読むのに2秒しか掛からないことはないだろう。

アッという間に3つイイネがつくと、「ああこのの人は、『同業者や見込み客の発信に3つイイネをつけましょう!』みたいなノウハウを真に受けてるんだなぁ」と引いてしまう。



発信者に、「読んでねぇな」と思われるイイネを3つ付けることで、何が生まれるのか。私がそのノウハウを使おうとしたら、ちゃんと3記事読むけどな。そんな反応ならない方がいいんだけど、と思ってしまう。


どんな些細な行動にも、コストはかかる。


読みもしない、読もうとも思わないような相手のプロフィールページに飛び、イイネを3つ上から順番に押す。時間にしたら何十秒あれば終わるかもしれない。

私は、3分かかるかもしれないけれど、気になる人の記事を読んで、イイネをひとつ押す。


いっときのコストだけを考えれば、たしかに何十秒の投資で認知される可能性はおいしいと思ってしまうかもしれない。けれど、摂取できる栄養価が全然ちがう。


心が動かないことは、なるべくしない。気になるものにだけ反応する癖をつけると、自ずと分析もできるし、エッセンスを取り入れて、成長できる。

そういう機会を棒に振るようなやり方を採用している人は、まわりまわって、他人も、自分も、大切にできていないように感じる。



アフィリエイトをやっていた時代、事務員だった時代、コーチングを始めてから今、子育ての中で。私も、「カンタンなノウハウ」に心が揺らいだことがないわけではない。よく見える気持ちも、本気でわかる。


それでもそういう物に流されてこなかったのは、幸運だった。プライドがそうさせたのか、冷静に相手の立場でモノゴトを見る目線がストッパーになってくれたのか。


私たち個人ビジネスをしている人間が発信をするのは、単なる自己表現ではない。私たちの言葉は、分身となって、営業マンになってくれる。

自分の一挙手一投足に、その意識を持っていたい。かっこいい行動をしたい。


意味の無い行動の時間を減らす。意図する範囲を広げる。その中にはきっと、「内容ガン無視イイネ3連チャン」は含まれない。

浅いノウハウを取り入れると、深みがある人も、浅く見える。


自分の素晴らしさ、自分の深さ、自分の理想を表現できるものを取り入れていきたいものだ。



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