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ゴール設定が苦手で訓練したら幽体離脱したんだけど聞いてくれ

こんにちは。ライフコーチだったり個人起業のサポートだったり発信コンサルだったり2歳と5歳のオカンだったりする大高あみと申します。


「目標設定」「ゴール設定」という言葉を聞いて、どう感じるでしょうか。

ワクワクする!という方もいれば、この言葉を聞いただけで気持ちがズーンと沈むような方もいる……というか、私のクライアントさんの大半はズーンとなる方ばかりな気がしています。

コーチングを学んで6年。生業にして4年目。さすがに今は「ゴール」「目標」という言葉に馴染みのある私ですが、会社員時代はそこまで身近ではなかったような気がします。特に私は事務職だったので、仕事でも、自分自身の人生については全く、ゴールを設定するということには触れてきませんでした。


ありがたいことに、ここまで、これといった目標を立てずともなんとなく順調にきていました。クライアントさんに出会えたらいいな、私の商品が高額でも買ってもらえたらいいな。そんな原宿のわたあめみたいにふんわりとでっかい目標でも、なんとかなってきました。


起業4年目、「なんとなくうまくいかない」


おかしいな、と思うようになったのは今年の夏ごろでした。

これまでの「このくらい動いたら、このくらいの結果が出る」というデータが、うまく機能していない違和感を感じたんです。見てくださっている方からのリアクション、予想の売上、企画。どれをとっても、私の予想をわずかに下回るようになりました。


理由はいくつも思い付きます。


起業初年度でかなりの売り上げを立てた私は、それそのものがさらに人を呼んでくれました。
1年目で二人目を出産し、おっぱいをあげながら記事を書き、おんぶ紐に入れて家中を歩き回りながらセッションをする毎日。「あみさんが子育てしながら仕事をしている姿を見て、私も挑戦したいと思うようになりました」と人が来てくれました。


そして、今年、4月。

娘が、落ち続けていた保育園に入れることになりました。息子は幼稚園なので14時には帰宅するけれど、一人の時間が2年ぶりに取れるように。やっと、やっと、思うように仕事ができる。そう期待していました。


いざやってみると、思うようにいかない。

そうか、私には武器がなくなったのだ、と思いました。


見てくださってる方から見える私を考えてみればわかります。
起業一年目でもこんなに売上を作りました!という希望も、子育てしながら楽しく仕事を作ってます!という希望も、もはや私の手元にはないのです。


もちろん、全く売れていないわけではありません。それなりに稼いでいて、素晴らしいクライアントさんとの出会いもあり、そこに不満があるわけでは全くありません。

ただ、「このままではこの先やばい」と思いました。

私を縛っていた、「駆け出し」「子育て」という問題は、ひっくり返してそのまま私の武器でもあったことを、痛感したからです。起業4年目の一人時間があるコーチ。できて当然、売れて当然。武器は取り上げられ、丸腰になっていました。


もっと安心して仕事を作っていきたい。可能な限り長く、クライアントさんが結果を出し、幸せに過ごせるきっかけになるこの仕事を守るために、私は変化したいんだと、胸が苦しいほど感じました。


転機を連れてきてくれた人たち


そんなタイミングで、北海道から近所に引っ越してきたれいちゃんに相談しました。彼女は同じ母親であり、凄腕の占い師。正直なところ、これまで占いを信じたことはない私。でもなぜか、この時とても、れいちゃんに占ってほしかった。


れいちゃんのコーチング的関わりと占いには、気が付いてなかったことまで引き出されて驚いて……そのあたりから、私がこれまで信じてこなかったもの、気にも留めずにスルーしたもの、よく知りもせず怪しいと一蹴してきたものの中に、どれだけ素晴らしいいろいろがあったのだろうと考えるようになりました。


そんな気持ちでTwitterを見ていたら、まゆなさんがカードとハーブティーを使ったワークショップを開くという情報が流れてきました。見た瞬間に申し込んで、そのままれいちゃんにも「こんなのがあって申し込んだんだけどれいちゃんもどう?」とLINE。一緒に参戦することになりました。


そこにいたまゆなさん、そして参加者の方々。私がこれまで閉じた世界で活動してきたことで、本当はもっともっと早く仲良くなれたかもしれなかった、素晴らしいお人柄の皆さんに触れました。




変わりたい。何をどう、とかそんなこともわからない。ただ変わりたい。そう思いました。

この時書いていた手書きのノートのページには、「できることをもっと増やしたい。クライアントさんにもっと貢献したい。もっとプロフェッショナルになりたい。」「もっと高く、もっと強く、もっとかっこよく、もっともっとおもしろくなりたい」と書いてあります。


未来を描いてみて、わかった


こんな気持ちで過ごしている時に、まゆなさんが予祝のワークショップを開催されると流れてきました。これもまた、即申し込み。

(まゆなさんが運営する予祝のfacebookグループもあるよ)

やってみて思ったのは、私は遠い未来を描く力が極端に弱いということです。薄々気が付いてはいたのですが、なにせやらなくてもどうにかなってきてしまったことで、遠い理想を置くことを訓練せずにきてしまっていて。


その代わり、戦略を立てるのは得意なんです。近いところに目標を置いて、そこに最短でたどり着くための戦略を立てる。ここが得意だから、クライアントさんたちが50万円100万円と単価を上げていっているわけで。

でも、遠いところを描けない。ここにテコ入れしないと、私はもう大きく変わることはできない、そう感じました。

そこからは予祝、ゴール設定、未来を描くことを徹底的に実践して調べて学んで……インプットだけでは理解できない領域なので、たくさん実践して試しました。


幽体離脱したんやが?


来る日も来る日も学び、実践しました。本当に毎日。
それを続けて、約2ヶ月。

今日、不思議な体験をしました。


午前中、クライアントさんへの発信添削を返し、連絡を返し、ゴール設定について調べたことをまとめる資料を作っていたんです。

遠いところにゴールを置く。想像もつかないようなゴールを……。
2ヶ月練習してもなかなかうまくならないなぁ、描けないなぁ、と思いながら。

気が付いたら本を読んでいる時みたいな状態になっていて。目は普通に開いていて目の前のものが見えてるのに、想像の世界が頭の中に広がっている、みたいなあの感じ(伝われ〜〜〜!)。


そこで、10代後半〜20代前半くらいの男女二人が本屋にいたんです。二人は小声で話しながら、適当にぷらぷらと歩いて本の棚を見ていました。たまに気になる本を手に取ってはパラパラめくり、また戻して。

そんなことをくり返したあと、男の子が「これにしようかな」と一冊の本を手に取って二人はレジに向かいました。

私は幽霊みたいな斜め上からの視点でゆらゆらそれをみていて、なぜかわからないけど、その二人が兄妹だってことと、その兄妹がみなとかかえでの子供の子供の……つまり私からみてひ孫とか玄孫とかの子孫だってことがわかるんです。

そしてその子が手に取った本が、私が書いた本だったんです。


でも私の「大高あみ」はビジネスネームだし、私も死んで数十年経っているので、その子たちは自分の先祖が書いた本だなんて知らなくて。


自分の活動が、私の紡いだ言葉が、いつかみなとやかえでの血を引いた子供たちを救うんだ。そう感じた瞬間、気が付いたら私めっっちゃくちゃ泣いてて!!!!そこでハッとしました。


私はわりかし承認欲求多め硬め太めでやらしてもろてるんですけど、その時に「おーい!!それ、先祖が書いたよ〜〜〜!」って思わなかったんですね。私が書いたって知らないでいい、そんなことどうでもいい、ただこの子たちが幸せになりますように、って本気で思ってて。


それで、なんとなくわかったのです。
私の描きたかった遠い遠いゴールは「自分が死んだ後100年経っても私の言葉で貢献できる状況を作ること」だって。

私が願ってたのは、死んだ後にしかわからないゴールだったみたいです。


そして同時に、100年前の私の言葉を必要としないくらい、この子達が何にも囚われず縛られず、自由に大きく夢を描ける人生であってほしい、とも願いました。それを考えているときは人種も様々、性別も年代も様々な人たちがなぜか浮かんできて。

そうか、生まれや育ちや、その過程でかけられた言葉や環境によって夢を自由に描けない人たちは日本だけじゃなく世界中にたくさんいるんだもんなぁ、とズドンと私の心に刺さりました。


遠いゴールのふたつめとして、「誰もが生まれ育ちに関わらず自分にとって最高に幸せな人生を選びとるサポート」が出てきました。


アレルギー、治ってた


私のクライアントさんたちは、私がいかに現実的で目に見えないものにアレルギーがあったかを知ってる人も多いと思います。

本気で、苦手だったんです。見えないものが。


でも本気で変化したいと願った時、苦手だと避けてきた世界にヒントがたくさんあったことを知って。そして学び、実践し、寝ても覚めても考えてノートに書き出しまとめて……を2ヶ月くらいやっていたら、幽体離脱みたいなタイムトラベルみたいな、そんな体験をしたんです。そして感動して涙が出ていました。


こんなこともあるんだな、と自分が一番驚いています。


なんかで昔、子供に「時間内に五円玉をぜんぶ立てて並べてね」というとほとんどの子が失敗するのに、「時間内に5円玉を立ててその穴に紐を通してね」というと立てて並べるところまではできるようになる、という実験の話を見たことがあります。


目標が遠いと、途中のプロセスは通って当たり前のものになるんですよね。


私も、近い目標ばかりみて戦略を立ててきたから。例えば今月100万円稼ぐぞ!でもいいんだけど、それだと100万円が達成できるかできないか、になってしまって。

でも死んだ後にも残るくらいの言葉を紡ぎたいと願ってる今は、稼ぎも通過点になるわけです。当たり前に稼いで、当然クライアントさんにもできる限りの貢献をする。今年の売上がどうこうとか、そんなのは軽く越えて。



活動を続けながら真摯に自他問わずいろんな内面に向き合って、そして紡いだ言葉が、もしかしたらいつか本になったりして、まだ見ぬ遠い子孫を救うかもしれない。死んだ後になるけれど、達成できる日が楽しみだな。そう思っています。


そんなこんなで、ここ数ヶ月で私は丸腰になったでっかい腰に装備すべく新しい武器をたくさん手に入れることができています。まだまだ伸びしろを感じてる。楽しい、それが一番大きな今の感情です。

何より、こんなに乾いたのは久しぶり。まだまだたくさん吸収していきます!


遠い未来に描くパワーとその技術をつけたから、近い戦略を立てるこの能力ももっと引き立つ。すごく、すごく、パワーアップした感じがします。

ゴール設定も早速クライアントさんに実践していただいて、ものすごい結果が出たりして♡


起業して4年目。その中には、いい時もわるい時もあります。

でもそれを乗り越えてきているから、クライアントさんの売上促進のサポートができているんだなと思っています。特に気弱で真面目でお利口さんなあなた。あなたのコーチにぜひ、大高を!一緒にゲラゲラ笑って、ワクワクして、時々過去に泣かされたりしながら、強くなって稼いで幸せになりましょう。それでは!



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