サービス販売者は知っていて欲しい。頼ることで、実力がバレると怖がっている人がいる。
「できていない」という事実は、その「できていない本人」を萎縮させがちだ。
私は100%、発信からクライアントさんに出会い、そこそこな収入を得ている。これについては
あえて低く伝えたり、嘘をついたりしても仕方がない。ひけらかしたりするつもりはないけれど、必要な場面があれば隠さず話している。
それはつまり、私に、コーチングと並行して発信のテコ入れを依頼してくるクライアントさんにとって、「できているあみさん」と、「できていない私」という構造になりやすい、ということだ。
クライアントさんになってくれるほど近づいてくれる方ならまだしも、発信を見てくださっている方のなかには、「できない私という存在がバレる」ことを恐れて、連絡をためらっている方がいる。
私の場合は「発信」や「起業」、「高単価販売」がよくいわれる印象だけど、それは売り手によってもちろん様々で、
「パートナーと上手くいっているコーチ」
「すごい経歴をもっているコンサル」
など、いくらでも挙げられる。
ビジネスが、貢献に対して対価をもらう、という構造上、どうしても「すでに知識がある人」から「まだそれを知らない人」への流れは生まれやすい。
貢献できている方が気分がいいのは当然で、だけど、だからこそ、「貢献されている」人への配慮を最大限持つことを忘れずにいたい。
コーチならコーチング、カウンセラーならカウンセリング、そういうサービスを少しでも提供したことがあるなら知っている人も多いと思うけれど、仕事は、提供者のほうが色んなものを受け取っていたりする。
ノウハウを伝える時に言語化が強化され、本音を話してくれているクライアントに胸を打たれ、「話してよかった」「買ってよかった」という言葉に自信を育ててもらっている。
一方で、クライアント側は、サービスの提供者が思うよりずっといたたまれない思いをしている可能性があると思うのだ。
「本当はずっとあみさんに発信を教えてもらいたかった。でも、全然上手に出来ていなくて。Twitterにイイネを付けることすら存在がバレると思ってできなかったんです。」
そう言われた時に、私は、自分の至らなさを恥じた。
私の中では、相談者さんに売上が出ていようが、そうでなかろうが、そんなことで人の好き嫌いは分かれない。
前述したように、セッションで多くのものをいただいてるのはこちらだとすら感じている。
けれどそれは私の目線であって、クライアントになるまでの長いお付き合いの中で、読者さんは自分を責めたり、存在がバレる恥ずかしさと向き合っていたのか。
そう考えれば、私にも思い当たることはある。負け戦からは逃げ続けて来た私は、「できない」とレッテルを貼られることを極端に恐れていた。
だから、目の前に自分よりすごい人がいると、逃げ出したくなった。本当はわかっている。教えてくださいと頭を下げたら、二つ返事で丁寧に指南してくれそうな懐の深い成功者たち。
教えてもらったほうが、ずっとはやく、ずっと孤独じゃなく、挑戦できるはずのタイミングはたくさんあった。でもできなかった。できないことを越えたいのに、できていないことが最大のネックで。
こじらせていた、と言われてしまえばそうなのかもしれないけど、あの時の私だって、一生懸命今より良い未来に進もうとがんばっていたのだ。
できないことが恥ずかしく思うのは、できるようになりたい、できるはずだ、の裏返しだもの。
だから、今サービス提供をしていたり、これからしようと思っている人に伝えたいことが3つある。
ひとつめは、こちが思いもしないほど、萎縮している相手がいるということ。
ふたつめは、その人たちは存在を隠しているということ。
みっつめは、その人たちにできることや言葉選びを考えて欲しい、ということ。
また、今、萎縮してしまっている人が読んでいたとしたら。
できないことがあったとしても、それは、この先もずっとできないこととは違います。
私たちサービス販売者は、私は、なにかをできるかできないかで人間性を判断したりはしません。
あなたとの関わりに救われるのは、むしろ私なのです。
だから安心して、姿を見せて、声をきかせて、頼ってくださいね。
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