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「選択肢が多すぎて選べない」どう解決していく?



無数に選択肢があるとき、どう選ぶべきか。


コーチングをしているので、日々、大切な選択をする場面に立ち会っている。


クライアントさんの様子を注意深く見守っていると、どちらに進むか、大切場面での道を選ぶ時に、ぐっとつま先に力が入り動けなくなることがあるように見える。


経験上多いのは、クライアントさんが知らず知らずのうちに選択肢を自分で狭め、「あまり気乗りのしない一本道」しかないように見えている瞬間だ。


そういう時にセッションを通して、透明になっていた分かれ道を一緒に見つける。気乗りしない一本道は、行ってみたい方角がある交差点に変わる。


また、それとは逆に、あまりにも多い分岐に足がすくんでしまうこともある。


その答えのようなものを、昨日ママ友からもらった。


あまりゲームに詳しくない方も、「モンスターハンター」というゲームを耳にしたことはあるんじゃなかろうか。

通称モンハン。


私は大学時代に初めてやったのだけど、モンハンはその構造上「一人プレイ」に向いているものではなく、友達が少なかった私は途中で詰んで辞めた。


それから10年ほど経ち、3日前、仲のいいママ友と遊んでいた時に「モンハンってやりますか?」と聞かれた。

私は以前やった際に協力プレイが出来ずに詰んで辞めてしまったことを話した。

すると、「面白いから、一緒にやりませんか?」と誘ってもらえたのだった。


私は二つ返事で快諾し、すぐさまニンテンドーショップからソフトをダウンロードした。

次の日、Switch本体を持ってそのママ友の家に行き、子供たちを遊ばせている横で一緒に狩りに出かけた。


モンハンは、とにかく、作成できる武器や防具の種類が多い。

あまりに多くて、どこから手をつけたらいいかわからない。


「これって、何を作ればいいんですか?どうやって選べばいいのかわからなくて」と聞いたら、

「デザインで!」

と返ってきた。


そう、機能や強さは一旦横に置いておいて、好みの見た目で選んでいいと。

なんともその瞬間、気が楽になった。


これはゲームに限った話ではないな、とも思った。


無数の選択肢があるとき、どこに進むべきか、の前に、そもそもまず進むべき道の選び方すらわからないことがある。

そんな時は、「なんとなく好き」で選んでいいのだ。


「なんとなく好き」を基準にしてみて、違ったらまた、別の「なんとなく好き」を試せばいい。

「これしかない!」を見つけようとしていると、そもそもそう思えるくらい強い思い入れがあることを探すのが、難易度の高いことなんだと思う。


もちろん、「これしかない!」が見つかった時には、自ずとそちらへ向かうエネルギーは高まるはずなので、それはそれでとてもいいことなのだけど。


強い思い入れ先がまだ見つかっていないときには、「なんとなく好き」を見つければいい。それくらいの興味なら、見つけることもそこまで難しくないはずだ。


つまり味見をするということ。たくさんの味見をしながら、自分の味覚を分析していけばいいのだと思う。


ちなみに完全に見た目の可愛さで選び、無事、私は防具を作成した。


選択肢のなさ、または選択肢の多さで悩んでいる時には、公式LINEからご連絡ください。

一緒に道を見つけたり、まずは「なんとなく好き」を探してみたり。そんなお話がしたいなぁと思っています。

サポートしてもらえたら嬉しいです。なにに使おうかな。ジェネリックそうめんじゃなくて、揖保乃糸を買えます。