超未経験の私がコーチとして独立するまでにやって本当に効果があったこと
こんにちは。メイクと加工バチバチの私の写真を見た息子が「まま、かわい〜!」と言ってくれたのが複雑な気持ち過ぎる大高です。
あれ?後ろにスッピン無加工の本人居るんだけどな??
さて今日は、これまでの「どんな挫折も」「どんな生い立ちも」「どんな経験も」自分のコーチとしての厚みを増す大切な材料になるよ、というお話をしたいと思います。
周りがすごい人ばかりに感じて気後れしていたり、やるべき準備をしっかり整えてからじゃないと輝けない(だから準備して勉強して…)と思っている人が読んでくれたら、きっと肩の荷を下ろせるのではと思います。
なんといっても私が全くの未経験+全然違う畑からコーチになって独立までこぎつけたわけですから。
しかし、そもそも学び出したときにはその道筋が全く見えずに不安だったことを思い出しました。
私はコーチングを知って感動したあと、資格を取らないとコーチとして活動できないと思い込んでいたので資格取得に向けてスクールに通いました。
そこで同じクラスに通っていた周りのメンバーは、産業カウンセラー・管理職・キャリアコンサルタント等々、コーチングは未経験といえども近しい事を仕事で経験している、という人ばかりでした。
一方の私はというと、妊婦で、厚木という田舎に住んでいて、材料屋の事務という。なんかすでに稼ぎも違うのか、皆さんは上等な服をお召しになっているのに自分だけみすぼらしいな〜てへっと思ったのを覚えています。
年齢もいつも最年少だったし。
そうした中で周りの話を聞いていくうちに、前述したようにすでに似たような経験をしている上に、スクールで学んでいる事をすぐに活かす事ができることがとても羨ましく思いました。
この人たちが独立してプロフィールを作った時には経験や経歴の欄が充実するんだろうなと。
私は何て書けるんだろう。専門商社の事務員っていう経歴にいったい誰が惹かれてくれるんだ…?やっぱりこの世は生まれた時に決まったハードモードなのかと惨めな気持ちになりました。
でもどうでしょう。決して経験豊富じゃないわたしが、こうして自分で仕事ができています。わーすごい、運が良かった!と思っちゃうこともあるのですが、違う。ちゃんと私が人生を選んできた結果なのです。
最初にしたのは発想を逆にすること
この世は無理ゲーと思ってふてくされてた私。でもある時、じっくりと「自分をクライアントとするなら」と考えました。
不安そうにしている妊婦。
高卒で学歴なし。
仕事では評価されているけど
産後同じ働き方ができないのはわかってる。
野心はあるが、自己肯定感低め。
独立したいなんて夢をみるのは
身の程に合わないと卑下してる。
どうですか!これが当時の私です。
自分が嫌いだと思っていました。自分なんて成功するわけがないと思っていました。
でもこの人がクライアントとして目の前に来たとき、私はコーチとして「そうですね、あなたは成功するわけがないですよ」って言うのかと。そんなこと言うコーチはチョキでパンチです。めつぶし!!
私は、もしこの人が目の前にいるなら背中を本気で押すだろうと思いました。
そして、この人が言いそうな言い訳をひとつずつ考えました。
でも私には経験がないんです
でも私は関係ない職種なんです
でも私は高卒なんです
当時のノートが残ってますが、こんな「でも・だって」がたくさん書いてあります。
今の私だったら当時より少し経験も積んでいるからまた違ったアプローチをすることもあるでしょうが、当時の私の答えはほとんど「逆におもしろいじゃん」でした。雑!!
でも本気でおもってたんですよ。
高卒でめちゃくちゃ高学歴の人のコーチしてたら面白いじゃん、事務員からコーチってなったら面白いじゃん、未経験でもさらりと独立するのっておもしろいじゃん。
雑だけど、救われました。私は昔から面白いことがだいすき。だったら、変わってておもしろそうなコーチでいいじゃん!!って思えました。
〜だからできない、という考えというのは少数派だからできないって思ってるってことです。
でもこうして考えるようになってから、少数派なのにやったら目立つし面白いじゃんって逆の発想ができるようになりました。
逆転の発想ができるようになると、自分のダメだと思ってたポイントが人を惹きつけられる魅力に思えるようになりました。
クライアントはそんなの気にしてないぞ
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