思わず止まる

（いいなぁ。大久保佳代子といとうあさこの関係性。あたしにはいるだろうかそんなともだちが・・・。そういえば相方の光浦さん元気かな。例えば光浦さんが二人を見て嫉妬したりして、こうなってああなって・・・（以下妄想の世界へ・・・））

「上田と女が吠える夜」を見ている。
明日までに健康診断の問診票を書かねばならないというのにその存在を忘れ、しばし見入る。

昔から見聞きしたものから想像という名の妄想を繰り広げることが大好きだ。
本の虫であるもっこちゃんは図書館で毎月10冊以上借りては読み、その世界へ没入する。それは高校生の時から全く変わっていない。
さすがは小学生の時の文集に「大きくなったらおひめさまになりたいな」と書いただけある。

さて、しばし見入るもっこちゃん。
その目がだんだん閉じられていく。それでも想像という名の妄想は止まらない。
（ファーストサマーウイカがバズりについてしゃべってる。あっ、上田がツッこんだ。あっ、あのよく分からないインフルエンサーが何か言ってる。そういえばインフルエンサーとインフルエンザって似てるよなぁ。インフルエンサーがインフルエンザに罹ったとしてそのインフルエンサーは・・・・・・・・・。）

「・・・もっこちゃん？もっこちゃん・・・おーいもっこちゃん！！！」
「っ！！！！？ふぇお！？」
舟を漕いでいた。もっこちゃん画面を見る。
いつの間にか番組が変わっている・・・。のっぽさんが変えたようだ。
のっぽさんの好きなWBC。最近大江麻理子を見てないような気が・・・。
大江麻里子といえば旦那さんとちょー歳離れてるなぁ・・・（以下同じようなことを繰り広げる）
「あっ、またもっこの世界にとつにゅーだー」
そう言いながらも、のっぽさんの表情は嬉しそう。

もっこちゃんは笑う。笑いながら、今日で通算4本目のチョコアイスバーを取り出した。

ちょっとおかしくて不摂生な夜が更けていく。