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コトバアソビ

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2021年4月の記事一覧

失われた境界線。

失われた境界線。

1日に1度、どうしても目にするその世界は、最早私のものではなかった。脳裏にこびりついたそれを覆い尽くすように、私は今日も空に目を遣り、夕陽を愛し、星を喰らうのである。

真夜中、目のやり場に困るこの世界。境界線なんて、もうなかった。

コトバアソビ、理由。

コトバアソビ、理由。

タイトルの通りだ。妙に納得して、苦しくなって別の名前を探した。いいフレーズがあった。それだけ。

夕空がきれいだった。

これこそ、駄文。

これこそ、駄文。

恩師は女性は大切にしろと言った。京都人だから少し分かりにくいと言えばそうだったかもしれないが。その場にいた先輩は少し意味を履き違えたのだろうか、納得がいっていない様子であった。

さて、BACCANO!という古いアニメがあります。2007年のアニメです。原作はデュラララ!!の成田良悟のライトノベル。2007年と言えば、なんだかネットが盛り上がっていた時期と認識しています。私ら世代からすれば、いい時

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駄文、大人。

駄文、大人。

困っている人がいればいつだって手を差し伸べられる、そんな余裕がある人間でいたいと思います。最近、車椅子の話がよく議論されていますが、困っているのであれば、相手が迷惑にならないのであれば、助けてあげれば、それでいいじゃない。でもこの世の中は舌打ちをしたり、迷惑がったりする方も多いみたいです。

私も昔経験がありますが、阪急電車で松葉杖をついていましたが誰も席を譲ってくれませんでした。十三から桂くらい

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駄文、流星、小説。

駄文、流星、小説。

布団に横たわる。部屋の電気がまばゆい。消し忘れた音楽も耳を撫でるが、別にそれは問題ない。この瞬間もまた、目を閉じればすぐにでも別の世界へ出かけられそうだ。ただもう少しだけ今日という日を楽しみたいと、そんなことを。

今日は東の空に流星が見えるらしい。でもこの街は星を見るのには明るすぎる。外に出て見上げた夜空には星なんてなかった。ちょっと、残念。ちょっとした夢だけど、いつか家族でコーヒーでも飲みなが

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駄文、夜。

駄文、夜。

春、夜、草木の白露、この時期特有の匂い。思い出すのは民俗芸能の練習をやった中学時代。練習場所から家までの数分の道、手にはリーダーのおっちゃんが毎度差し入れしてくれる紙パックのジュース。ストローから吸い込まれる甘い液体は練習の疲れを癒やしてくれる。1人、暗闇を歩きながらいったい何を考えていただろうか。宿題のことか、次の日の部活のことか、気になる女子のことか。あれ、当時気になる女子はいたのだろうか。そ

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