Photo by tender_sedum967 【詩の雑感】中原中也「春の日の夕暮」 21 憂 2024年4月13日 12:36 ¥100 2回目となる「詩の雑感」。今回は中原中也「春の日の夕暮」について雑感を述べたいと思う。トタンがセンベイ食べて春の日の夕暮は穏かですアンダースローされた灰が蒼ざめて春の日の夕暮は静かです吁ああ!案山子はないか―あるまい馬嘶くか―嘶きもしまいただただ月の光のヌメランとするまゝに従順なのは 春の日の夕暮かポトホトと野の中に伽藍は紅く荷馬車の車輪 油失ひ私が歴史的現在に物云へば嘲る嘲る 空と山とが瓦が一枚 はぐれましたこれから春の日の夕暮は無言ながら 前進します自らの 静脈管の中へです中原中也「春の日の夕暮」 ダウンロード copy ここから先は 1,165字 ¥ 100 購入手続きへ ログイン #エッセイ #詩 #随筆 #雑感 #中原中也 21 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? 記事をサポート