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憂
2024年5月28日 03:49
朦朧とした魂は徐々に精細さを増すメランコリーにうなされた日々に天使が舞い降りる一時の快楽に身を任せるつもりはない夜半、予期せぬことに目覚めてしまった透明なランプはふいにわたしの目を刺す仕様がないからキュビスムの絵に心を通わせる今日のことは考えなくていい、とあなたは囁くそんなことはいかない、と心の奥底で必死に叫ぶわたしのなかの小人どうしようもない焦燥感と満ち足りた充
2024年5月20日 21:22
あなたのプシュケーはもっともらしい正義でわたしを縛りつける。凛々しい浄玻璃がするような眼の反射で屋根を焦がす。わたしはその熱々の屋根の上で体育座りをし平然と空を見上げるように強いられる。わたしはただただじっと、雨が降るのを待ち続ける。ここは規則的に雨が降る地域なのでそんなに長く待つ必要はない。雨が降るとあなたは、濡れてしまうから家に入ろう、と優しい顔をして言う。
2024年5月17日 06:28