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【小説】魔女とユキ 第9章

第8章です↑


【魔女とユキ】第9章

大きな建物の前に立つとユキは周りを見回した。

すると表札を見つけ、書かれている文字を読んだ。

「魔女学校」とか書かれていた。

ワクワクしながら校庭に足を踏み入れ

ユキは校舎に入るとまた目をキラキラさせていた。

それもそのはず、天井には星空が浮かんで動いているから。

星空をボーッと見ていると

「キーンコーンカーンコーン」とチャイムが鳴り響いた。

ユキは慌ててすぐそばにあった校内案内地図で

体育館の場所を確認してから入学式会場となっている

体育館へ小走りで向かった。

体育館に着くと新入生が長い列を作って並んでいた。

しばらく外で待っていると

「ただいまより第16回、魔法学校入学式を行います」

「新入生入場」

というアナウンスが聞こえてきた。

ユキは緊張しながらも入場した。


並んで立つとホッとしたのか緊張がなくなっていた。

順調に式は進み、新入生挨拶の時間がやってきた。

ユキは落ち着いた様子で

「ユキです、これから皆さんと一緒に楽しく過ごしたいのでよろしくお願いします」

と挨拶をした。

全員の挨拶が終わり、校長先生の話が始まった。

「新入生のみなさん、ご入学おめでとうございます、この学校は小・中・高校の一貫校になっています、それぞれの学年で悔いの無いよう学んでください」と。

その話を聞いたユキは、小学生の校舎へ向かった。

ユキはこの後、何が起こるかも知らずに…


第10章へ続く


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