だいじな人に会えたら、共に食べ、共に生き、だんらんをかみしめる。

20230807.

昨日、雨が降りました。
雨降る日、大橋トリオを聴くと心が落ち着きます。雨が優しくなります。

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森下典子『日日是好日』

会いたいと思ったら、会わなければならない。
好きな人がいたら、好きだと言わなければならない。
花が咲いたら、祝おう。
恋をしたら、溺れよう。
嬉しかったら、分かち合おう。
幸せな時は、その幸せを抱きしめて、百パーセントかみしめる。
それがたぶん、人間にできる、あらんかぎりのことなのだ。

胸がいっぱいになりました。

会いたいと思ったら、会いたいと言えばいい。
好きな人がいたら、好きだと言えばいい。
花が咲いたら、祝えばいい。
恋をしたら、溺れればいい。

そうやって、自分の心に従えばいい。

会いたいと思ったら、会うことができる。
食べたいと思ったら、食べることができる。
泣きたいと思ったら、泣くことができる。
笑いたいと思ったら、笑うことができる。

たったこれだけのことを、されどこれだけのことをできるのが私たちで、私たちは自分の心に従う権利があり、その権利は誰にも邪魔することができない。

私たちは、この大切な日々を、この日々の幸せを噛み締めて抱きしめて生きることが自分が自分にできる恩返しかもしれない。

この本の続きには、こんな言葉も綴られている。

だから、だいじな人に会えたら、共に食べ、共に生き、だんらんをかみしめる。一期一会とは、そういうことなんだ…。

だいじな人に会えたら、大事な人との時間を、気持ちを、瞬間を、幸せを、そして生きるを、共にする。分かち合う。たったそれだけが、そんな単純なことが本当は1番大切なのかもしれない。

家族、友達、恋人、名前のない関係の人、色々な関係があるけど、どんな関係性でもだいじな人と呼ばれる人と過ごす時間は、どんな些細な、何気ない日常でもとっても美しくなる。

わたしは1人も好きだけど、大事な人と過ごす時間も好きだし、大切。幸せも笑顔も、おいしいも楽しいも2倍になる。目を見て、心を交わして、よかったと思える日常を終え、今日も眠りにつく。そしてまた、朝を迎える。
そんなふうに、繰り返される毎日を自分で、美しくしていけばいいのだと思う。自分の心に従って。

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今日は晴れたり小雨が降ったり。
天気も忙しそうな1日でした。