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読みかけの片岡義男「言葉の人生」

8/18、もしツイートを目にしなかったら、出会えなかったかもしれない※2021.9.5現在、サイン本の再販予定なし。

メールには納品予定日と片岡さんの言葉が。

「本を読む前と、読んだ後と、それから本という物質から離れているとき。
そのときどきで、言葉について考えるスイッチになるような、そんなものをつくります」
と、片岡さんはおっしゃってくれています。

「お会いできることを、心待ちにして。その日まで、どうかお元気でお過ごしください 」

生きていられるだろうか。今は元気でも、明日は突然事切れているかもしれない。「どうか」にはかすかな願いと祈りが込められている。

9/3、無事届いた。なにより、自身も生きていた。よかったよかった。

帯は「作家・片岡義男は今日も言葉に驚いている」※イクラはハウ・マッチ、なぜこのフレーズをセレクトしたんだろ

開けば片岡さんのサイン、ポストカードには掌編小説。88編のエッセイは、どこからでも読める。
ひとつだけ引っかかったのは「日本語にならない英語というもの」片岡さんでなくとも驚く。眼鏡をかけたライナス、毛布以外にアイテムの記憶がない。鶴書房の昔から谷川俊太郎訳のピーナッツブックスを読んでいたが、全く覚えてない。忘れてしまっただけなのか。
I'm sorry that you have to wear glasses,Linus.
Don't feel sorry for me,Charlie Brown.
このふたつのsorryは日本語にならない...

読み飛ばすなんてとんでもない。少しずつゆっくりいこう。

マイファースト片岡義男は「スローなブギにしてくれ」中学生の頃だった。「いい旅を、と誰もが言った」「湾岸道路」「8フィートの週末」「ボビーをつかまえろ」「メイン・テーマ」「緑の瞳とズーム・レンズ」...

1982年パイオニア ロンサム・カーボーイ

気まぐれ飛行船 戸井十月

えっもう82歳なん(2021.9現在)




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