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Innovation とCreativeの街、青山

青山をWork Placeにする意味

わたしたちのオフィスがある青山。あなたは「青山」という地名からどんなイメージが浮かびますか?「おしゃれな街」、「ファッションの街」というイメージを持つ方も多いかと思います。

クリエイティブな人々が集う

青山はファッションの街というイメージが一番強いかもしれません。ファッション業界では「旗艦店を青山に置いてブランドの世界観を発信し、そこから地方へ展開していく」ことが勝ちパターンとされています。青山はその他にも様々な業界でクリエイティブパーソンの集積地として知られています。例えばこんな業界でも・・

美容
ファッション企業が多い⇒ファッションモデル事務所が集まる⇒コスメ、ビューティの仕事が集まる、ということで美容室の数が日本で最も多いそうです。
ウエディング
美容と同じく特に女性に良いイメージがあるので、結婚式場やウエディング、パーティ産業の集積地でもあります。
フラワー
その大きな需要に合わせて有名フラワーショップ、フラワーデザイナーのオフィスが集まっています。
デザイン事務所
個性的なショップ、ブランド旗艦店が集まるせいか、建築、インテリア、プロダクトデザイン事務所の集積地でもあります。個人デザイナーさんにとっては特に「渋谷区神宮前」という住所は特別な意味を持ち、そこでオフィスをかまえることが一流の証と言われるそうです。

スタートアップの街

銀座線、半蔵門線、千代田線が乗り入れ、渋谷、六本木も近いです。小規模地権者が多いため、都心の割には渋谷、新宿、丸の内のような大きい再開発がされにくい。つまり比較的面積の小さなオフィスビルが多い。なので個人事務所やスタートアップ企業がオフィスを借りやすい環境にあります。またこうした内装にもこだわったおしゃれなオフィスにデザイン系の企業が居抜きで入居するといったエコシステムが上手く機能しています。また以前シリコンバレーになぞらえて「Bit Valley」と言われるほどIT企業の集積地だった渋谷から今、オフィス面積が足りないので青山に移ってくる企業も多いです。

背広姿が少ない街

最先端、またはユニークで個性的なファッションの方々が多く歩いているので、私はどんな服装の方を見ても驚かなくなりました。(笑)例えば男性がスカートを履いていても違和感はありません。実際数年前にそうしたファッションが流行りスカート男子をちらほら見かけました。平日の日中に都心でこれほど背広姿の割合が少ない地域を私は他に知りません。イノベーション、クリエイティブ発想で勝負しようとするマインドと情熱。わたしはこうした空気を、ここを歩いているだけで感じます。表参道、外苑前・青山1丁目、神宮前、明治神宮前(原宿)など徒歩10分圏内にも関わらずそれぞれ他と違う雰囲気、カルチャーを持つゾーンの集合体、青山。

イノベーティブな空気

私が青山に流れるこの独特な空気を知ったのは青山学院大学在学中でした。今は解体されてしまった黒川紀章設計の旧青山ベルコモンズ・別館が今わたしたちのオフィスです。ちょうど私の大学時代、ファッションビルの元祖として1976年に建ち人気だったベルコモンズ。立ち並ぶお店やオフィスは当時とだいぶ変わりましたが、そのイノベーティブなエネルギーが満ちた良い空気は当時からずっと変わっていないと思います。それは地域の方々、企業、消費者の方々すべてが長年愛着を持って育ててきた文化と言えるのではないでしょうか。クリエイティブ、イノベーティブ、ユニークさと個性を尊重する雰囲気。わたしたちの会社にとって最も大切なマインドが此処に漂っています。発想は自由な方が良いんだ。既成概念を解き放つと気持ちが良いんだ、ということを。あなたもここで働き始めるときっとすぐ気付くでしょう。

季節を身近に感じる街

青山の居心地の良い空気感にもう一役買っているのが、季節を身近に感じることが出来ることかなと思います。春になれば息を飲むほど美しい桜並木が1.7km続く青山墓地周辺をお昼時に散策し、秋には神宮外苑の銀杏並木の圧倒的な景観を愛でる。冬には美しく瞬くイルミネーション・・都心にあってこれほど自然と季節感が豊かな街もちょっと他に無いんじゃないかと思います。街全体が美意識に溢れています。「美しいもの」を作ることを使命とするわたしたちの企業にとって最適かなと思います。青山の魅力は一投稿では終わらないので、また続きを書きたいですね。

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