日経平均を眺めながら家事をする。

こんにちは。本日、日経平均が終値30,670円という、31年ぶりの高値を更新したそうです。

31年前何があったかな?当時私は5歳。

平成2年、実はこの頃実態を伴わない株価上昇があった。平成の不況を感じることもなく、楽観的に株価は捉えられていた。平成2年4月2日には1,978円の下げ幅を記録し、世の中に混乱を招いたそうな。

私の父の会社は中小企業で、私が中学生になったときに遂に経営破綻のリスクがあった。大手銀行はあっという間に手を引き、地銀が守ってくれなかったら今も存続することは難しかったと父は話している。

また、バブル崩壊で多くの人が生活が変わったことを思春期の私は感じていた。シャネルスーツ着ていた母の友人は家を出てボロボロの家に夜逃げした。その娘は永遠にエルメスが買えなくなった環境に精神的に辛くなり、その後別の原因もあったかと思うが自殺した。

そんなことを考えながら家事をする。トイレ掃除やら床拭き、ご飯づくり。


この毎日してもしなくてもいい家事をしながら、平凡に生きることの有難さを感じるわけである。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?