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「75%で働きます」お仕事の%制ースウェーデンのワークライフバランス:ポジティブ編④

スウェーデンでのお仕事について聞いていると、“〇%で働いている”というお話をよく聞きます。
例えば良くあるのは、お母さんが75%で働き早めに帰宅するという例です。
労働時間40h/週を100%として、各社員と上司が相談し柔軟に%を変えています。
子供が8歳になるまでは法律で75%まで仕事で減らすことを雇用主は拒んではいけないとも定められています。
育児だけではなく、兼業や副業、体調不良といった事情により%を変えることもあります。


日本のように“子供が小一になるまでの16:00退社の時短”またはフルタイムという二者択一ではなく、%で労働時間を表記することで、各社員がフレキシブルに労働時間を変えることができるのです。
また労働時間を基準に考えるので、出社/退社時間を自由に決めやすいという点も、%制が使われている一つの理由であろうと思います。

2019.8-2020.7まで、スウェーデンに留学しています。留学テーマであるワークライフインテグレーションやジェンダーのこと、留学日記、その他心に浮かんだことをつらつら書いていきます。