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【レンズの向こう側】センスとは?どうやったら磨けるもの?

※この記事はClubhouseでのトークルームでのお話を抜粋しています

平日12:00-13:00、株式会社aMi代表藤井(@yuka_fujii)がClubhouseというアプリでフォトグラファーの方のお話を聞かせてもらう番組を運営しています。

今後、毎回様々なテーマでお話をフォトグラファーに聞かせてもらうことで、新しい発見や思考を深める機会にしていただくことを目的としています。

2/15は「センスとは?どうやったら磨けるの?」というテーマでお話をさせていただきました。

センスは知識から始まる

藤井:センスとはそもそも何か?というお話ですが、「センスは知識から始まる」(水野学さん著)という本をだいぶ前に読んだことがあるのですが、それを踏まえて私なりの見解をまず少しシェアさせていただきます。

センスとは、"良いものを表現できる"ことであり、
言い換えると下記2点を抑えられることが条件かと思っています。

① なぜ良いと思われるのか?を理解している(直感的/ロジカル)
② それを表現できる知識とテクニック

直感的に良いと思われるものを表現できるセンスが抜群な人もいるのですが、実は良いと思われる要因を様々な角度から深堀りして理解し、表現できるようになるとセンスを後天的に身につけられる、というお話です。

人間が直感的に良いな、と思う理由を歴史的な流れを踏まえたトレンドや心理学、脳科学、デザイン工学などの様々な切り口から分析し、それを踏まえて対象者に対して必要な技術を使い、表現することができると
人の心を動かすクリエイティブ〜センスの良さにつながるのではないでしょうか。

センスとは人間力である

ゲストスピーカー:センスはインプットとアウトプットを繰り返し、人の心を動かせているのかを検証しながら磨かれていくものではないでしょうか。インプットというのは、文学や美しい動画をみるなど、想像力を膨らませて頭に情景を浮かべたり、なぜ美しいと思うのか、心惹かれるのかを思考して自分の引き出しを積み重ねていく作業です。そういうインプットは言い換えてしまえば生まれてきてから経験したこと全てが自分の引き出しになるし、それがアウトプットにつながると思うと、センスとは人間力とも言いかえられるな、と思います。

センスは良い悪いではない

ゲストスピーカー:同じ景色をみても、みた人によって受けとり方は異なる。受け取った情報をどう理解して表現するか、それを徹底して自分の経験と表現力を磨いていくことで少しずつ唯一無二の特徴につながっていくのだと思う。他の人の表現方法から学びながらも、自分ならではのセンスを磨いていきたい。

マーケティングがセンスにつながった

ゲストスピーカー:私は自分を殺してでもとにかくクライアントが何を望んでいて、その期待を超えるアウトプットを出すことを徹底しています。その結果、色や構図など、多くの人の心を動かす表現方法を自分に蓄積することができています。マーケティングの観点を徹底することで、結果的にそれが自分ならではのセンスにつながっているのかもしれません。

まとめ

藤井:このトピックスは答えがあるものではありませんが、皆さんの深い考察、意見を伺うことができて非常に勉強になりました。人として幅広い視野でいろんなことを取り入れ、表現するための知識や技術を身につけていく努力を続けていくことが大事なのかな、と思いました。

ご参加ありがとうございました!

次回のClubhouse

2/16(火)12:00-13:00
【レンズの向こう側】フォトグラファーの集い〜心がワクワクする瞬間は?なんでフォトグラファーという職業を選んだのか?


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