ぐらしあすの「確認脅迫観念とミスの出来ない閉店作業について」

中堅スーパーの閉店業務のバイト先で、業務を一人で任されて2回目を終えた。
まず最初は温度管理、カート回収、商品補充、商品前出し、商品の割引きシール貼りから始まる。
このあたりは完全にルーティンだが、割引きシールはちょっと苦戦。
賞味期限を確認して、まずは2割引きシールを貼る。
この辺りではそうそうお客さんであふれるというわけではない。
しかしその後、半額シールを貼るときはちょっと苦戦する。
何しろお客さんがわんさか集まってくる。
惣菜、魚、肉類に貼っていくのだが、シールを貼り終えてから商品を買ってくれるお客さんが多い。
しかし、欲しい商品をカゴの中に取り置きして、商品をカゴから出して貼ってもらうのを待つお客さんが中にはいる。
そういう人に限って、無言で商品をぐらしあすの目の前に差し出すことが多い。
商品が半額になるのは魅力的だ。
ぐらしあすもそう思う。
ここで、ちゃんと順番を待っている人のために、ぐらしあすはその人たちを優先したい。
だから瞬間的にカゴの中の商品を見る。
これって公平が大切。
後でシールを貼る商品を無言で出す人には、あえてシールは貼らない。
その時のぐらしあすの伝え方も重要。
ただ単に「取り置きやめてください」これはごくごく当然だ。
ぐらしあすは「お待ちくださいね。順番に貼っていきますので、取り置きはご遠慮ください。皆さん待っているお客さんがいらっしゃるので。順番に貼っていきますからね」と言うようにしている。
ここでどんどん貼っていけば、収拾がつかなくなるので、言われるがまま出されるままだと、反対にちゃんと順番を待っている人に申し訳ない。
この線引き大事。線引きをあいまいにするのはそれこそ臨機応変とは言わない。

前置きが長くなったが、ここからが本題。

HSPなぐらしあすは、値段のシールがさかさまの商品を元に戻したり、日持ちのしない商品を前に出したり、商品を横へと並べたり、時間があれば他の商品を名前が前になるようにしたり、いろんなことが気になり、可能な限り行う。

ADHDで不注意の多いぐらしあすは、どのポケットにボールペンや印鑑を置いたか、もうぐちゃぐちゃになったり、割引きシールをなんども床にばらまいたり、いつもとんちんかんである。

確認脅迫観念がついてまわるぐらしあすは、最終店舗を閉じるときに、鍵はかけたか、作業場の電気を消したか、ポットの線は抜いたか、子機を戻したか、エアコンは消したか、シャッターはしめて施錠したか、金庫の鍵は所定の位置に戻したか、事務所の電気は消したか、重要なパソコン操作を終了したか、金庫をしっかりとしめてダイヤルをまわしたか、事務所にセキュリティーをかけたか、最後に退勤するときに店舗のセキュリティーをかけたか、いちいちこれかなり疲れる。

そこで考えた。
後で「ちゃんとあれやったかな、これやったかな」と不安になるならば、例えば施錠したところやセキュリティーをかけたところを写メしておけば、後でそれを見て安心できる。

すぐに考えつくようなことだが、改めてそんなことを考えた。
それが定着すれば、流れに従ってスムーズに業務を終え、大きな安心材料になるだろう。

身体も疲れるが、神経も疲れる。

でも、おかげで昼間にビールを飲まなくて済むようになったのは良かった。

ディプレッションまっさかり。ぐらしあすの「こころの声」を中心に、自分が体験したことや、時折感じる何のエビデンスもない、主観の記事も徒然に書いていきたいとおもいます。よろしくおねがいします。