「学校に行ってるから大丈夫」はどこからくる?

先日
不登校コミュニティ仲間で話していたら、ついこんな話題に。

そのときは、

時間もなく仲間と

「ほんと、どうしてなんだろうね~?」

と問いかけて終わったのですが

”いいお題をいただきましたっ!”

とばかりに

こちらで考えてみたいなぁと思います^^

よろしければ、お付き合いください!

ここでの、「学校」とは
公立の学校のことを指します。

ちなみに私たち親子が

「学校に行かない!」と選択するまでに

悩み迷い、導き出したスタンスは…


「学校に行っても、行かなくてもいい」

「本人が、行きたいならいけばいい」


と、いうもの。

私自身が

「学校に行ってれば大丈夫!」

と思っていた(もう3年も前のことになるのか…)

そのころの記憶を引っ張り出して、考えてみました。



その1. 「みんなと一緒」という安心感。


当時周りを見渡せば、、
もちろん「学校に行ってるのが当たり前!」の家庭ばかり。

そのころの私は
「学校には行かなければならないものだ」
と当時は思っていましたもんね!

だって、親である私自身
ずっと通ってきて、成長してきたのだから…。


確かに、

”仲間外れになった” ”取り残された感覚” がないのは

日本人である、私たちは安心を感じやすいのかもしれません。


その2. 勉強を教えてもらえる特典。


文字の読み書き、計算…など

確かに基本的なことを学べます!

親が1から10まで教えなくても

ある程度は学んできてくれる。
(子どもによって個人差はあれど…)

言い方を変えれば、

親は学校に勉強を任せられる!

ともいえるので

負担が少ないのかもしれません。


その3. 社会的なつながりがあるという安心感。


学校に行けている、というのは少なくとも

引きこもりではないということ。

学校でどんな人と出会うのか?や人間関係はともかく

友達や先生など

家族ではない第3者とのかかわりがあることで

社会的なつながりを実感できるのかもしれません。


その4.ルールやマナーを守れる子になる。


親子だと、マナーやルールを守ることに対して

どうしても甘えからルーズになったりしてしまう。

第3者に教えてもらうことできちんとした子に育ってくれる

これは学校に限らず、ですが

第3者とのかかわりは非常に大事だと思います。


その5. 進路がある程度明確であるという安心感。


小学校・中学校…と卒業した先の進路について

学校に通っていると

ある程度保証されている気がして

謎にこの子の将来は、大丈夫!という、気持ちになる。


学校に行くことで

将来、”自分で働いて生活していく”

つまり自立のための準備ができる、

と考えているわけですね!


このように

1~5以外にもあるかもしれませんが
意外とたくさん挙げられたことにびっくり!(笑)


その安心感の根拠はどこ?


上記の理由は、ともすると

「確かに…」と思えるものですが


これって、

根本としている前提が変わると…

捉え方によっては

「あれ、安心なんてどこにもないんじゃ?!」

と、ガラガラっと音を立てて崩れていく積み木のように

なってしまうのです。


そして、今この時代に生きている私たちはまさに!

その根本としている前提が変化している時代に生きています^^




その根本、前提とは??

長くなったので、次回に続きます^^



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?