2024.1.10:昌

久しぶりだな。amiは酷い頭痛で俺らの世界の方で休んでもらっている。俺らの世界とか中とか裏とか呼び方多すぎるな。俺らもその時のノリや雰囲気で言っている節があるから誰がこの呼び方って言うのもないし。
本当は流に書いてもらう話だったんだが、流の交代嫌いが炸裂して俺になってしまった。流は元々交代するのが嫌いとか好きとかそんなものはなかったんだけど、ここ数年はあまり大変な時以外出ていない。もしかしたらami自身の体調不良と関係があるのかもしれないが。
本題入る前にこの話を少し書いておこうか。

amiは交代することを始めてから頭痛や体調不良が以前よりも出るようになった。しかもそれはそれまでのストレスなどによるものではなさそうってことだ。ストレスだと俺らの場合交代しているときは何の支障もきたさない。amiの心の話になるからなのか、それとも俺らが身体の痛みに気づいていないのかはよくわからないけどな。流はそれを懸念してか交代頻度を減らしていった。俺らに対しては特に言わなかったけどな。だけどamiが勉学などで睡眠不足や疲労が溜まっている時には俺らにも交代をなるべく控えるように言った。俺らはその当時交代する時はamiの代わりと言う意味もあったが自分自身が楽しむためっていうのもあった。俺の場合は本読んだりゲームしたりとかだな。矢の場合は人と話したり授業を受けてみたりすることだったから代わりという意味も果たしていたが。自分自身の方に比重は傾いていた方だったからこそそう言ったんだろうな。そんなことが原因でか流はそうなったってわけ。
これを書いていて思ったが今回のamiの頭痛もそれかもな。片頭痛かもしれないとか話していたが、その場合交代しても痛みはそのまま交代した方に伝わるはず。だが俺の場合少し痛いかな?という程度だ。俺が痛みに鈍くない前提でな。でも俺は痛みに鈍い方ではなくamiと同じくらいだったはず。amiが転んで怪我をした時の痛みはそのままだったくらいだし。だから今回の場合もしかしたらami自身の心の問題と身体自体の頭痛が重なってamiは耐えきれないくらいの痛さを感じたんじゃないかっていうのが俺の答えってわけ。違うかもしれないけどな。

長くなったが今日書こうとしていたことを。俺らは会議であの元友人を出来るだけ前の態度で接することにした。だが本当に昔のままってわけじゃない。話しかけるタイミングがあれば話すっていう感じだ。amiは多少手の震えはあるものの今のところは休みのおかげか安定している。そしてその元友人とはこの一年間は最低でも関わる必要がある。それなら昔と同じとは言えないがそれくらいの対応を取る方が賢明じゃないのかっていう意見だ。隼は反対していたし篠も心配していた。だがそうしないといつまで経っても周りの人間にもami自身にも負担になると考えた。わざわざ避けないといけない主に関わる友人が似ている人物なんてストレスでしかないだろ?ま、もしその元友人がしているやつとか普段の態度からおかしな点やストレスにしかならなさそうなところがあれば対応を変える気ではいるが、大きなことがない限り再検討はしない。大きなことっていうのはamiが前やった直接話すなどだ。今のところそんなことはする気がないらしいからないってことになるんだよな。
ちなみに隼を説得するのには尚が交換条件を出していた。
「もし俺らが感覚麻痺などをさせても無理なくらいamiがその元友人を前にして負の感情を抱え始めたら素で話しかけにいってもいい。それまでは決まった通りにするように。」
だってさ。隼は直接相手に話をつけに行きたいタイプだからそれを言われたら納得せざる得なかったんだよな。amiは今手の震えは起きるもののメンタル的にはある程度修復しているようで去年ほどの様子はない。だから直はこのままいけばって思ったんだろうな。

でも、俺は図書や記憶管理室にいることの方が多いせいかamiの現状維持は俺らがサポートしない限り不可能で、現状維持を続けるには今からもうサポートしないとダメなんじゃないかって思ってる。こんなこと言ったら昔みたいに直と喧嘩するからやめてるんだけど。流には言っておくつもり。amiのことを心配している俺らの中でも群を抜いて心配しているのはあいつだから。だって深夜、俺らは寝てるかどっか行っている時にamiが表で目覚めて眠れないとか嫌なこと思い出している時に流はそれにいち早く気づいてamiと話せるところまで行って眠るまでいたらしいからな。直も気づいてはいたらしいけれどいい機会だと放っていたらしい。それを考えたら流は過保護?わかんねーな。

書くことはそれくらいかな。あ、矢が言っていたと思うけどamiが頑張るって言っていたゲームイベントはできるくらいのスパンで交代しているんだよね。ゲームの腕前はやっていない俺たちよりもamiの方ができるからさ。あとガチャ?で四人欲しいうち一人当てたって嬉しそうにしていた。確率とか聞いたらあともう一人当てることも難しいだとって思ったけど。

じゃ、書くことは終わったんで。

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