【ameyoruカイゼン】第1回ジブン会議
2019年6月16日。
滞在中のホテル青森1407号室で開催された「第1回ジブン会議」の模様をお送りいたします。
1.『温泉日記』シリーズについて
まず会議の冒頭で、「私」議員の方から著者である「僕」議員の製作態度について、質疑が行われました。
要旨は以下の通り。
私「温泉日記シリーズの更新が停滞しているようだが、何故か?」
僕「あっ、すいません。あまり気分が乗らないんですよね…。」
私「気分が乗らないとは何事か!一所懸命書いている、他のクリエイターの方々に失礼ではないのか!訂正の上、謝罪しろ!」
俺「(ヤジ)そうだ!そうだ!」
…………。
え~と……。
…………。
まぁ、やはり普通に書きますね。
*
でも、確かに「僕」議員のご発言は正しくて、温泉日記シリーズについて、書くのが億劫になってきたのは、正直なところ。
ビュー数もそれほど伸びず、考えてみれば、県外にお住まいの方にとって、秋田県の日帰温泉の話を書かれても、「あっそ」っていうのが、普通の感想だと思います。
書き初めた時は、その事に気付かず、「秋田県の全ての日帰温泉を網羅してやろう!」と息巻いていたわけですが、しだいに僕自身も、当初の火のような情熱を失い、ルーティンワークと化して、惰性的に、作業的に、書き続けてしまいました。
*
その為、今後は大幅に規模を縮小。
本当に感動する温泉に出会った時のみ、書きたいと思います。
僕の住んでいる仙北市には、「玉川温泉」があります。
ぜひ秋頃までには、この天下の名湯に一泊して取材したいと考えております。
その際は、興奮そのままに、アツアツの源泉かけ流しのような文章を書きたいですね。
2.新シリーズについて
前々から書きたいと思っていたものがひとつ。
それは、伝承もの(民話や昔話など)を自分なりにリライトしてみたいということです。
子供の頃から、その手の話は好きなのですが、特にストーリーの捻れというか、ポストモダン的な急展開が大好物。
玉手箱を開けた青年が急に老人になって、しかもその後、鶴になって飛んでいく……。
………なんて文章は、現代人にはとても書けない。書けたとしても、トマス・ピンチョンくらいか?
理不尽で、暴力的な、アクロバティックな物語だけど、どこか納得してしまう。
いや、納得せざるを得ない。
僕はそれらの伝承ものを、個人的に「物語を超えた物語」=「超物語」と呼んでいるのですが、それを自分の手で書き直してみたいという企てです。
民話などは口伝で残されてきた為、著作権の心配もないようですし。
恐らく、それらのリライト(リミックス?)の作業を通して、僕は言葉の可動域を広げ、日本語をより自由に使えるようになるはずです。
初めての試みなので、上手くいくかはわかりません。
もし、上手く書けたときはお手数ですが、「スキ」を押していただければ、ありがたいです。
もし、上手く書けないときは……。
……忘れてください。
『夜の伝承』というマガジンを作って、放り込んでおきます。
3.うまいものシリーズについて
今まで、主に『秋田のうまいもの』シリーズとして、マガジンを作成しており、こちらはわりとビュー数も伸びております。
ただ、よく考えたら、秋田県以外の東北地方も度々、お邪魔してるんですよね。
山形や福島も友人とよく出掛けますし、青森県には10年ほど住んでいました。また、岩手県もたまにデートでお邪魔してます。
その為、グルメ関係は『東北のうまいもの』シリーズとして、拡大して展開していきたいと思います。
いつかは盛岡の、あのイタリアンの名店も取り上げたいなぁ。
4.その他
二つのエッセイに関するマガジンは存置。
長めの、重めのエッセイは『雨の夜とソウルミュージック』へ。
短めの、軽めのエッセイは『純情小話集』に入れておきます。
また、それ以外の未分類のもの(写真など)に関しては、『@ameyoruのポケット』というマガジンを作って、保存していきます。
5.最後に
スチール缶のお菓子箱に入った、色とりどりのクッキーのような、様々な文章を取り揃えたいと考えております。
もちろん、すべて無料です。
皆さんもおひとつ、いかがでしょうか?
*
それでは、これにて「第1回ジブン会議」を閉会いたします。
起立、礼。
僕、私、俺「ありがとうございました!」
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