作った商品どこで売るのがベスト?
モノやサービスを作る人が次に悩むのは、「完成した商品をどこで売るのがベストか?」ということではないでしょうか?
自分が「絶対に売れる!」と思って作った商品であっても、売れるロケーションで販売していかないと売れるものも売れ行きが伸びないということが少なくありません。
では、どこで売るのがベストなのでしょうか?
結論を先に言うと、「売れそうなところで売るのがいい!」ということになります。
こんなことを言うと、「そんなことは分かっている」とお叱りを頂くことなりそうですが、ここで少し考えてもらいたいのです。
もし、あなたが売れそうなところを見つけて販売開始したとしても、何を根拠にその環境に決めたのでしょうか?
販売の売れ行きが良くないのであれば、その場所は商品にマッチしていないと言っていいかもしれません。
では、どのようにして売る場所を決めればいいのでしょうか?
最もポピュラーな方法は
「類似商品の売り方を真似ること」
地味なやり方のように感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、この方法は王道的な方法なのです。
何故なら類似商品を開発した人も紆余曲折を経て、売れる環境を見つけたことでしょう。そのために時間をかけてマーケットリサーチして、その環境を見つけたり作り上げたのかもしれません。
幸いにして今ではインターネットであらゆる情報を調べることができるので、売れる環境を見つけることはそんなに難しくはないでしょう。
そのためあなたも作った商品に近い類似品の状況を見て、売れる場所をさがしてみてください。
最近ではネットショッピングが増えていますが、もし、ネット販売をするのであれば、対象となる顧客を集客する環境を作ること。これも売れる環境をさがすと同時に「売れる環境を作ること」になります。
後は類似商品と比べて何が優れているのか、
「差別化」
を図ることも大切なことです。
ちなみに法人企業を相手にしたビジネスの中では、ソリューション型の営業が一般的になってきました。これは
「問題解決型営業」
とも呼ばれている手法。
これまでの既存商品を売っていくシーズ発信型の営業とは異なり、お客様が悩まれているお困りごとを解決するニーズ型の営業方法です。
お客様がどんなことで困っているのかをヒアリングして、その悩みを解決できるような商品・サービスを組み合わせながら販売していくのです。
これなら相手の
ニーズにぴったりと合っている
ので、売れることは言うまでもありません。
あなたが作った商品もお客様にどんなメリットを与えるのかを、売れる環境の中でアピールしていくことでますます売れ行きも右肩上がりになっていくはずです。
このことから、今どこで売るのがベストなのかと悩んでいる方は、
・人気を呼んでいる類似商品のロケーションで販売してみる
・類似商品との差別化を図る
・お客様のお困りごとを解決する(メリットは何か?)
ということにポイントを置いて、売るところをさがしてみてください。
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