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レッズ貯金を「スポンサー企業への投資」でやってみると翌年の応援資金は捻出できるのか?(①計画編)

サッカー観戦を趣味とするには、以下のように多くのお金がかかります。
・チケット代
・DAZNやスカパーの視聴料
・レプリカユニフォームやグッズ代
・交通費、宿泊費(特にアウェイ)
その資金を貯めるためクラブの勝利やゴールに応じて貯金をする、「○○貯金」(○○には応援しているクラブ名が入ります)を行い、楽しみながら貯金されている方もいます。

私もレッズ貯金を実施したことがあるのですが、新NISAの開始で投資を行う人が増えている2024年、少し趣向を変えてスポンサー企業にちなんだ「投資信託」で挑戦してみることにしました。


1.目標設定について

(1).目標金額

愛するクラブのためなら全てを捧げる!という考え方も一理ありますが、生活が破綻しては元も子もありません。自分の財布と相談した上で無理ない金額に設定しようと思います。
「クラブ(浦和レッズ)に直接お金が落ちる」条件で、毎年レッズのために使うであろう金額を貯める目的に利用したいと思います。

レッズのために使うであろう金額(概算)

計98,090円、切り上げて10万円を目標に設定しようと思います。

(2).10万円貯めるためには?

勝利数に応じた貯金、引分けの場合も入れて勝ち点に応じた貯金、得点やクリーンシートに応じた貯金等々、様々なルールで楽しんでいます。
2024年、我々が望んでいるのは優勝だけですので過去5年間の優勝クラブの成績を参考に考えてみることにします(今シーズンは38試合のため、1試合あたりを算出したのちに38倍しております)。

勝点×1,000円(勝利=3,000円、引分=1,000円)だとすると、85,200円となりリーグ優勝しても少々足りません。しかしルヴァン杯が最大9試合あり、全て勝てば27,000円が加わり計112,200円となるため、今回は公式戦の勝点×1,000円※を貯金額としましょう。
※ルヴァン杯は勝ち点制でないが同様にみなす

2.どこの企業を選択しようか

(1).株主名簿を見てみよう

株主名簿(浦和レッズ公式サイトより)

レッズの筆頭株主は「ダイヤモンドF.C.パートナーズ」という会社。聞いたことが無いという方もいるかもしれませんが、レッズの株を保有するために設立した、三菱重工と三菱自動車工業で出資した会社です。
「ダイヤモンドF.C.パートナーズ」設立の背景には、三菱自動車が日産自動車傘下に入ることによりクロスオーナーシップ抵触を回避する目的があったのですが、その説明の詳細は下記リンクに譲ります。

ダイヤモンドF.C.パートナーズ自体は非上場ですが、出資元である三菱重工、三菱自動車は上場企業なので両社の株は購入可能です。候補として挙げましょう。

(2).パートナー企業を見てみよう

浦和レッズに限らず、サッカークラブは多くのスポンサー企業に支えられています。下図は浦和レッズ公式サイトから引用した、2024年のパートナー一覧です。
このほか、「レッズビジネスクラブ」という観戦チケット付の法人向けサポートプランもあり、非常に多くの企業に支えられていることがわかります。

個人的な話ですが、昨年転職活動を行った際には真っ先にビズリーチを使い課金もしました(結局、採用先企業が別のサイト経由でしか応募できなかったため泣く泣く別サイト経由で転職しました、、、)
サポーターの深層心理の中には、スポンサー企業の製品・サービスを多く使おうというものがあるのかもしれません。

2024年の浦和レッズパートナー企業

全てのパートナー企業の株を購入出来ればいいのですが、アラブの石油王ではない私にそれは不可能。トップパートナー8社を候補にしましょう。8社のうち上場しているのは4社。株主企業と重なりますがここにも三菱重工、三菱自動車の2社が顔を出しており、この2社に絞ったうえでルール設定をしようと思います。

トップパートナー8社の一覧

(3).価格を確認、、、残念

株価調査には、レッズのトップパートナーである「みんかぶ」を使用しました。その結果、勝点、勝利数双方で、三菱重工ベースでは高すぎて、三菱自動車ベースでは安すぎることが判明しました。せっかく買いたかったのに、、、
そのため、ここは一旦個別株から離れて別の方法を考えてみましょう。

三菱重工、三菱自動車の株価(2024年2月9日現在)

(4).投資信託はどうだ?

個別株ではうまくマッチしませんでしたが、投資信託なら少額で定期的に買い付ける方法と相性が良いので、こちらも考えてみましょう。
もちろん、スポンサー企業と関係あるという条件をつけます。
投資信託の銘柄を見ていたら、「ダイヤセレクト日本株オープン」と呼ばれる三菱グループの企業を投資対象とした投資信託がありました。

投資信託説明書を読むと、組み入れ上位10銘柄に「三菱重工」はもちらん、「三菱UFJフィナンシャルグループ」「東京海上日動ホールディングス」「三菱電機」「キリンホールディングス」「日本郵船」など、三菱グループかつ浦和レッズのパートナー企業が目白押しとなっております。

信託報酬が高い点は気になりますが、今回は基準価額の値上がりが主目的ではありません。優勝ペースの勝ち点を得れば目標達成できますので、勝利を積み重ねるしかありません(極端に値下がりしたら、その時はその時)。
今回の企画に相応しい銘柄ということで、こちらを選定しようと思います。
なお、毎試合後に買付でもいいのですが平日だと忘れる可能性もあるため、毎月末の公式戦終了翌日(翌営業日)にまとめて買付しようと思います。
なお、2月と12月は試合数が1試合ずつのため、2月と3月、11月と12月は一括購入にします。

紆余曲折あり決めたレッズ貯金ルール

3.まとめ

レッズ貯金を個別株投資にしようとしたら、紆余曲折あって三菱グループを主とした投資信託にたどり着きました。
翌年の応援資金が貯められるかどうか、果たしてシーズン終了後の結果はどうなるのでしょうか。定期的に報告していきます。

最後までお読みいただきありがとうございました。



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