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初心者がハマる罠。避けるべきは暴落じゃなく○○する事!

株式投資において最も避けるべき事態は何でしょうか?含み損を抱える事?高値掴みをしてしまう事?いや、違います!この記事では、初心者が陥りやすい失敗と背景に触れたうえで、最も避けるべき事態は何か説明します!

自己紹介

改めまして現役アメリカ駐在員の『アメリカ知るぞー』です。Instagramを中心にアメリカ経済や実情を、現地目線で情報発信しております。

▼詳しくは下記noteを参照▼

本題に入る前に、、、

そもそも、株式投資と聞くと「安く買って、高く売れば良いんでしょ?」と考えている人が多いですよね。

結論から言います、この考えを捨ててください!この欲にまみれた人間の本性こそが諸悪の根源、株式投資においては邪魔以外何物でもないのです。

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では何故、欲を捨てなければいけないのでしょうか。それは投資する際の心理状況を考えてみると理由が分かります。

初心者が考えやすい心理と、その結果に待っているのは何か?具体的な例を用いて説明していきますね。

初心者に働きがちな投資心理

★ありがちな心理1★
今購入すると高値掴みしそうだから怖くて買えない。

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いざ株を購入しようとチャートを見た時に、購入予定の株が高値圏だったとします。その時にこんな心理が働きます。

『購入後に下落しそうな気がする…』『高値掴みしたら損だ!』

当然株価は上がったり下がったりするので、下落するシナリオも勿論存在します。だから、そう思うのは自然です。

続いてもう一つ↓

★ありがちな心理2★
よし、株価がちょっと下がった時に買おう(押し目買いを狙う)

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高値掴みを警戒すると次に考えるのがこれ。

『もう少し下がったら買おう』『コロナ初期の様に一旦暴落したら全力で!』

これはもう欲の塊と言える行動ですが、意識していないと、つい頭をよぎってしまう感情です。

多少の調整を経験しながら株価は上昇していくのだから、調整局面で株価が低くなった時に買えばリターンを増やせるじゃん!って思いますよね。

【言うは易く行うは難し】の典型です。このように高値掴みを警戒し、株価が一旦調整するタイミングを伺っていた場合、どんな結果が待っているのでしょうか。

投資初心者が欲を出した末路

では高値圏で買わなかった場合、あるいは押し目買いを狙って株価の下落を待つ場合、その結果を考えてみましょう。株価が上がった場合の心理、下がった場合の心理、2パターン用意しています。

☆結果1☆ 株価が上がった場合

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暴落を気にして、また高値掴みを警戒して様子を見ていると、ズルズル株価が上昇していった場合に、結局買うタイミングを逃してしまいます。更には、、、

『あの時買っておけば良かった』『今更買うのは負けた気がする』

という謎のプライドが邪魔をして、買おうと思った株を永遠に購入する事が出来なくなります。そもそも、次にいつ暴落が来るか予測できる人が居たならば、その人は億万長者どころか神ですよね。

☆結果2☆ 株価が下がった場合

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では逆に株価が下がった時はどうでしょう?待ちに待った株価下落!これを狙っていたんですよね。よしよし、買い時だ!

しかし、よーく考えてみて下さい。

実際に暴落が起きた時は機関投資家が揃って投げ売りし、安全資産である債券や現金に資産を移していきます。そんな悲観的な相場にある中で、初心者の投資家が、逆風の中で株を買う事が出来るのでしょうか?多くの人が怖くて株を手放している中で、あなたは皆と逆の行動を躊躇なく実行できますか?恐らく多くの人がこう思います。

『どこまで落ちるか分からない』『底が見えない』『怖くて買えない』

暴落時にTwitter等を見てみると、市場から退場した人や財産を失った人、それがきっかけで離婚や中には鬱になったという呟きを目にすることが出来ます。こんなtweetを見てしまったら最後、怖くて手が出なくなります。

【落ちるナイフは掴むな】という格言もありますが、特に初心者は下がっている株に手を出すのは危険です。底値なんてプロの投資家だって分からないのに、個人投資家が判断できるはずもありません。

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だから結局押し目買いを狙っていても、ビビッて買えないんです。

上がり始めたら買えばいい?

いやいや、2番底が怖くて買えないケース、または結局安値で調整が続き、結局買い時を逃すのがオチです。

一番怖いのは『機会損失』と『心の弱さ』

どうでしたでしょうか?上記の様に、初心者が儲けようと思ってタイミングを見計らっていると、結局株を購入できないことが分かりましたでしょうか?

資産形成の為の投資なのに、結局投資出来ていないんですよ?お金は一向に増えないのに、心労が溜まりストレスが溜まるだけ。まさに本末転倒。

そうです。投資において最も恐れるべきは『機会損失』なんです。

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投資において最も大事な『時間』という資産を無駄にしている事になります。福利の効果、資本主義社会において株価は長期的に上昇するという真理を踏まえれば、時間をかける事こそが資産を築く最も効果的な投資方法です。機会損失とは、その時間を無駄にしているのです。

そしてこの機会損失を招く最大の原因が、人間の心の弱さがトリガーとなる投資家心理そのものです。この『心の弱さ』をまずは受け入れる事、そして心の弱さを補う投資方法を行う必要があります。

じゃあ、結局株はどのタイミングで買うのが良いのか?具体的な3種類の購入タイミングについてはこちらのnoteをご覧ください。

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まとめ:初心者が気を付ける事

説明してきたように、初心者が欲を出して株を買おうとするとロクな結果にならない、という事がお分かりいただけたと思います。最後にまとめると、

①怖いのは機会損失!時間は二度と戻らない。
②最大の敵は『自分の弱い心=欲』
③押し目買いなど狙わない。無理。

頭では分かっていても、いざ投資しようとすると邪念が入るものです。くれぐれも短期的な株価の上げ下げに振り回されず、長期的な視点にたって健全な投資活動を心がけてください。

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以上、読了ありがとうございました。

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