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寝ても覚めても、死ぬまで映画が好き、だと思う

私は自他共に認める、映画ずき。
自分の人生から映画を離すことはできないだろう。
生涯を持って、映画に恩返ししたい、そんな気持ちだ。

まず、なぜまたここで文章を書こうと思ったか
人に勧められたのもあるが
ロンドンにいるのはいいが肝心の人生の指針が定まらない
いまを書き出してまとめていきたい思いもある。

20代は映画とどうにか近づきたいと思いながら
その時々、全力でやれることをやった。
映画を愛しているには変わりはないが、
いままのままではいけないと悟り始めた30歳手前。
側から見たら自発的に映画と関わっているように見えたかもしれないが
おそらく私がやってきたことは能動的なうちの自発行動に他ならない。
自分で人生をハンドリングしたいなら変わらなければいけない。

映画を映画を、と向き合うのも間違ったことではないが
20代のほぼ全てをそのように過ごしてきて
本当は気づいていた、映画以外にも同じくらい愛せるものが存在することを。
それと向き合って、無視してはいけないと思ったのがはじまりで
デンマークへの留学とつながる。

こんな思考を持つようになったのはきっとコロナ禍の隔離された日常も大きく影響する。
語弊はあるが、私にとってコロナ禍の閉ざされた期間はとても大切で良いものだった。
強制的に自らと向き合う機会が増えたあの時は、
良くも悪くも私のとても高い感受性と共感性がOFFとなり、雑音が異様に減った。
そこで最大ボリュームで聞こえてくるのは自分の本当にほんとの本音だけ。
ひたすらそれと対話する日々だった。

どうしたって自分と映画は切り離せない、
これはいまも同じに変わりはない。
死ぬまできっと、映画は映画はといって生きていくはず。

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