ameiro

写真のこと、日々の思考、大切な記憶の断片を書きます。1997年生まれ。鳥取県在住。XとInstagramで写真投稿中。

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写真のこと、日々の思考、大切な記憶の断片を書きます。1997年生まれ。鳥取県在住。XとInstagramで写真投稿中。

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SNSにのめり込んで自分の好きな写真を見失い、迷走していた話

Ken Tanahashi さんの note企画に参加させていただきます。 既にたくさんの記事が投稿されているので みなさんぜひ、こちらのポストのリプ欄を ご覧ください! 「自分の写真が好き」 こう言いたいのに私は全然言えませんでした。 2021年2月。 私はX(旧Twitter)に写真アカウントを作り、 長い休止期間も挟みましたが 今日まで写真の投稿を続けてきました。 今はそのおかげでたくさんの素敵な人に出会い、 少しずつ写真に関するお仕事も させていただいています

    • 深夜の海

      考えたって仕方のないことを延々と考えてしまって、感情ループの出口が見つからない。こりゃだめだなと思いながら、自転車漕いで近所の砂浜にやってきた。 自転車に乗ることと海に行くことは、最近の私の気晴らしルーティーンの定番になっている。 深夜で周りには誰もいない。 家に帰ったらシャワーを浴びて寝るだけ。 だから、思う存分砂の上に寝転がれてしまう。 田舎でたまに味わうこの広大な場所を独り占めする感覚は、なんとも言えない不思議な中毒性がある。 頭の中を無にして、ぼーっと水平線を

      • 飽くなき探求

        興味のある分野については、どこまでもどこまでも探求を続けたい。 誰もいない、真っ暗な深海へ潜るような気持ちで。 大抵のことは中途半端な探求で終わってしまうのですが、音楽と、写真と、言葉だけは、ふらふら寄り道しながらもずっと探求が続いています。 「新しいことに触れてよい刺激を得る」 これは私が最近特に大切にしていることのひとつです。 探求の旅を大きく前進させる助け舟は、思いもよらない場所に潜んでいます。些細なことでも常にアンテナを張って、感覚を研ぎ澄ましていたいもので

        • 「誰かの感情を動かせる人」に憧れている話

          1年ほど前からよくお茶しに行っている焼き菓子屋さんがあります。住宅街の中にひっそりとあり、シュークリーム、カヌレ、ケーキ、マフィン、いろいろなお菓子が並ぶ大好きなお店です。 全体的にお値段は高めですが、店主さんをお見かけする度に本当にお菓子作りが好きなことが伝わってくるので、材料にこだわったり、丹精込めて丁寧に作っておられるのだろうなと思っています。 先日私がいただいたのは、重めのクリームがたっぷりのった可愛らしい見た目のキャロットケーキ。 甘さ控えめで、素朴さと上品さが

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        SNSにのめり込んで自分の好きな写真を見失い、迷走していた話

          夏の夜、私の唯一のモノクロ写真

          一昨年の8月。 その日の流れで、行く予定ではなかった地元の花火大会へ行きました。 カメラは持ってきていたものの花火を撮ったことがなかった私は、既に打ち上げが始まっている中、撮り方を調べてカメラの設定をいじっていました。 目の前で綺麗な花火がどんどん上がっていくのに、下を向いて一生懸命カメラをかまっている自分。 たぶん焦って設定を間違えたのだと思います。 とりあえず撮ろうと試しにシャッターを切ってみると、全くそんなつもりなかったのになぜかモノクロで写っていました。 色

          夏の夜、私の唯一のモノクロ写真

          大阪の美味しいたこ焼き屋さん「浪花屋(なにわや)」

          2019年の秋。少し前の話ですが、連休を利用して大阪旅行に行きました。そのときに出会ったたこ焼き屋さんについて書きます。 2泊3日で大阪を歩き回り、いろんなお店でたこ焼きを食べました。どれもとても美味しかったのですが、その中でも個人的に好みの味だったのが、大阪市住吉区にある「浪花屋(なにわや)」さんというお店のたこ焼きでした。 このお店は2016年から3年連続でミシュランガイドにも掲載されていたそうで、8個入250円~とその安さにも驚きました。 メニューは以下の4種類。

          大阪の美味しいたこ焼き屋さん「浪花屋(なにわや)」

          世界が淡い色に染まる「隙間の時間」が好き

          私の大好きな隙間の時間は一日に2回やってきます。 1回目は早朝、日が昇る前、だんだんと空が白み始めて明るくなっていく時間。 2回目は夕方、日が暮れた直後にぽつぽつと街灯が点き始め、まだ太陽の光がうっすらと残っている時間。 どちらも日中と夜の間に挟まれた隙間の時間帯で、世界が淡い色に包まれ、ゆっくり穏やかな気持ちになれる大好きな時間です。 特に朝の隙間の時間は、まだ街が静かで、でもこれから動き出すんだというわくわくもどこかにあったりして、あの透き通った空気感をガラスのビン

          世界が淡い色に染まる「隙間の時間」が好き

          自然に囲まれた田舎の暮らし

          私は生まれてからずっと田舎に住んでいます。 推計人口55万人という日本で一番人が少ない県。山と海に囲まれ、汽車(電車ではなく...)が一時間に一本しか走らない場所。港町で、近所の港に行くといつもたくさんの漁船を見ることができます。 最近県内にスタバやセブン、ドンキといった有名どころのお店が進出してきましたが、まだ無いお店はたくさん。 それと交通機関の選択肢が少ないので、車が無いと外出は厳しい。 不便なことはたくさんありますが、それでも田舎に住み続けたいと思う理由は、自

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