キャラが命

昔から物語を描いているのですが、途中で描くのを辞めてしまうことも多々あった。
元々、展開を最初から最後まで考えてから描く能力がない為、大抵は見切り発車で描いてしまうからだ。

ただ、最後まで書ける物語も確かに存在し、そんな物語には共通点があった。

それは、キャラが魅力的であるという点である。

予め断っておくと、最後まで書ける物語だろうと書けない物語だろうと、読み返した時の面白さは大差ない。

“自分にとって“魅力的であるかどうか。
それが大切なのである。

魅力的なキャラはバクマンの新妻エイジ風に言うなら「勝手に動く」。
感覚的には、自分の思考を挟まない為、描くことに辛さがない。
これがきっと、成功者が口を揃えて言う「頑張らない努力」というものなのだろう。

他人から見たら、いっぱい書いてスゲーって見えても、書いてる側は苦痛ないどころか、先が描きたくなっているから。

「おいおいwどーすんだよ、このピンチw」

なんてニヤニヤしながら描けるのだ。

キャラはとても大切だ。

そして、



これはきっと、人生にも言えることだ。




どんなキャラなら自分は好きだろうか?

どんなキャラとして生きたいだろうか?

どんなキャラに自分は助けられたいだろう?

そんなことを追求してたら、気付けば嫌な自分なんて剥がれ落ちていたりする。

理想の自分なんてものは幻想だ。
憧れる限り、理想は理想のままだから。

この瞬間、自分が好きなキャラはどう動くだろうって、そう考えて動いてみると、驚くほど世界は光で溢れていた。

憧れの存在に今なれ。

なんかホリエモンとか林先生が似たようなことを言っていた気がするけど、まー、うん。
気にしないでおこう。

ではまた。









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