あめふり

あめふり

最近の記事

夢の扉をひらく 当日小話【袖】

当日の主役、新郎新婦。 ドレスを着る時には、専用のキツキツインナー(愛称) そしてメンズは白地のインナーを着ることになっている。 その他にも、ふたり分の白地ハンカチ、メンズには黒靴下を持参して下さいと言われていた。 私のキツキツインナーはFMH後に洗濯を済ませて早い段階でパッキング。 ハンカチは2人分をセットにして、黒靴下はバッグに詰めた。 そして白のインナーは普段着ている事が多いので、ノータッチだった。 挙式当日朝 「半袖のヒートテックない?」 「(半袖?)」 白の

    • 夢の扉をひらく 当日小話【手紙】

      一般的に、披露宴の中でトップクラスプログラムと言っても過言ではない、花嫁からの手紙。 私たちのFTWが決まってから、 打ち合わせをして準備を進めていくごとに、この気持ちを贈りたい。この言葉を伝えたい。 というのを巡らせていた。 両親と、本人には内緒で主人宛に。 準備がピークになってくると目先のことで手一杯になり、考えていた伝えたい気持ちや言葉たちが手の届かない距離に飛んでしまい、束ねようが無くなってしまった。 まずい。 これでは全然伝わらない。 どうにかして手紙を書き

      • 夢の扉をひらく 10月某日

        試食イベントに興味はあったけど、大勢が集まる。 落ち着いて試食をしたいという意向と、色んな都合もあり、イベントには参加せずにオチェーアノで試食をすることになった。 ご無理を言って10月の最終打ち合わせとFHMに合わせた日にちで試食の席を用意頂いた。 感染症対策で席間隔を開けるためだろうけど、一番奥の部屋エテールノに案内されて嬉しかった。 オチェーアノを初めて利用した時も、普段は開かずのエテールノに案内されたこともあり、思い出の部屋だった。 試食という名だが、選択したコース

        • 夢の扉をひらく 衣装や小物たち

          6月半ばに衣装選びをした。 着せ替え人形は体力を奪われるが、これももう戻ってはこない楽しい時間。 レンタルの場合、ホテルオリジナルの衣装又はタカミブライダルさんから選ぶというもの。 私は無論ホテルオリジナルから選んだ。 ミラコスタに身も心も捧げていたからだ。 郎も、ミラコスタオリジナル衣装から選んでもらった。 ふたりで完成させたかったからだ。 本番ではどちらも最初候補になかった物を着用。 着たいと思うものと、しっくりくるものって違うんだなと明確になっておもろかった。 ウェデ

        夢の扉をひらく 当日小話【袖】

          夢の扉をひらく

          私は東京ディズニーシーホテルミラコスタで結婚式を挙げることが長年の夢だった。 2021年11月、その夢が叶った。 思い出したこと含めながら、日常にのまれてしまう前に記録に残したい。 予約の時点からドラマは始まっていた。 ディズニー・フェアリーテイル・ウェディング(以下FTW)は、実施したい日の一年前の同月一日が予約開始の日というシステム。 ここで希望が通らなかったら話が大きく変わってくる。 夢を叶えるためにはのんびりしていられない。 11月は我々の入籍・結婚記念日(予約

          夢の扉をひらく