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卒アルに書いたズッ友【書く習慣】Day.18
書く習慣、気づけば18日目。
下書きを書き換えたタイミングが合わなかったので、日付が前後したり・・・
折り返し地点が1番心に余裕がなかったので、気づきもしなかった。
自分が好きだと思うタイプの人
まず嫌いなタイプは似過ぎている人。
好きだな=人として
ということで今回は恋愛感情とかではない方で話を進めていきたい。
趣味・好きなことに誇りを持っていて、目標や夢がある人。
まさに私の友人のことだ。親友を超えそうなくらい唯一無二の存在。
「わ、ずっと仲良くしてたい。ズッ友がガチになる瞬間だわこれ」
そう思ったのは中学1年生の時のこと。
彼女はいわゆるおもしれー女。ただ面白いだけではない。
私の第一印象やファーストタッチで「しっかりしててすごい」と10人中10人はいうところ、彼女は私にそのセリフを言わなかった。
正直私は同世代の中でもしっかりしている自信がある。
しっかりとはおそらく堂々としてるとか、受け答えがハキハキできるとかその程度だが、幼少期から現在までずっとこの内容で褒められ続けているので、どうやら全員にできることではないらしい。
それゆえ、自分が「しっかりしている」自覚を持たざるを得ないほど浴びせられてきたので聞き飽きている。
彼女はつるむようになってから一度も「しっかりしてるよね」と言ったことがない。
聞き飽きたセリフを言ってこない時点でかなり好印象だった。
言われるのが嫌ではないが、同い年の子から言われるのはなんだか距離を置かれているようで、複雑だった。
さらに彼女は私にはできないことがたくさんできるし、趣味も合った。
・絵が上手い
・歌が上手い
・ワードセンスが半端ない
・ボカロ好きでマイナーなところも詳しい
そんな彼女は正反対だった。
強気で敵無しの振る舞いをしている私に対して、彼女は気弱でお人好し。いいように利用されたり言いなりになったり。いじめられることもしばしば。
彼女はたくさんの楽しさをくれる。私のご機嫌をうかがわない。素で来てくれる。
だから私も綺麗事はなしに、その弱い部分をなんとかしてあげたかった。きっと、もっと、過ごしやすくなれば学校生活も変わるはずだから。
彼女は素直だった。その素直さも私にはとてもよく映った。
ある時はしくしく泣きながらも私のいうことをよく聞いてくれた。たくさん褒めたし、たくさん注意した。もっと強く、自信を持って欲しくて。
3年間で2度同じクラスになった、1年と3年では、彼女のキャラはだいぶ変わった。というか表にらしさが出た。自信がついたようで、クラスでの口数も随分増えた。嬉しかった。
1年の時から思ってたことを書くタイミングがあったので書いてみた。
「ズッ友」
卒アルの最後の方の自由スペースにデカデカと書いた。
一期一会のネタでもなんでもなく、心からそう思えた。
出会ってから5年経った頃、17歳だった。
どうしてあの時こんな正反対のやつと仲良くしようと思った?
こんなことを聞いた。
彼女は「あー、カゲプロのクリアファイル持ってるの見てこいつと仲良くなるしかないと思った。見立て通り。当たってた。」
カゲプロは、カゲロウプロジェクトの略。気になる方は調べてみてください。ボカロの一つです。
これはほんと小さなきっかけだが、よく人のことを見ている彼女だからこそ見つけてくれたのかもしれない。
自己紹介の段階でそう思える自信は尊敬に値する。
いわゆるカーストで言えば上の方にいる時は、媚を売るように下手に出てきたり、恩着せがましく何かしてくれたり、無理なおだてや誇張気味の褒め言葉をよくもらった。女子はカーストが大事らしい。
真ん中くらいにいるとそうでもないが、新学期の最初の方はどうしても上の方のポジションになってしまう。
男子とも分け隔てなく仲良くできるタイプだったので、やんちゃで女子とつるまないタイプの子とも話す機会はあった。
おかげで、お目当ての男子に直接話すのが恥ずかしいタイプの子にはよく利用されかけた。
仲を取り持って欲しいだとか、同じ班にして欲しいだとか、聞いて欲しいだとか、そういう便利屋扱いにしてくる子も。
そのため過度な接待モードが「つまんない」認定の元となり、そうでない子がおもしれー扱いになった。
リーダー的なポジションにつくと、良くも悪くも人が集まってくる。
その時に純粋に私に興味を持って仲良くしてくれる人を「いいな、好きだな」と思うようになった。
その代表格が親友だった。
いつの時代も、どんな人もそうだと思うが、お金や地位名誉ではなく、個人として扱ってくれる人がいいと思う。
そんな「いいな、好きだな」と思う人は、キャラは違うけど共通しているところは
趣味・好きなことに誇りを持っていて、目標や夢がある人。
地に足つけて生きてるタイプが大好きです。
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