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ほぼ日手帳で小説家になった話②【全文無料公開】

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までのあらすじ。

2次創作界隈で少しだけ活動時期がかぶっていた斜線堂有紀先生(とても面白い小説を書く)の華々しいデビューでクソデカ感情を生じさせると同時に、「あれ、もしや作家って目指さないとなれない???」と気付いてしまったアラサーの手もとにあったのは、『ほぼ日手帳』だった。

さて、今回からが本題。

2017年3月に「よっしゃ、作家を目指すか!!」と思い立ったわけだが、2018年の下期中頃に商業デビューの声がかかった。

これが早いか遅いかはなんとも言えないところだと思うけれど、とりあえず昔から思っていた「よくわかんないけど、たぶん私は作家になるんだと思う」が世迷い言ではなくなったもようで、それはちょっと嬉しい。

(今から頑張るべきは生存戦略なので、それはそれですごく不安で胃が痛い。お仕事募集中です)。

私がしたことは、三つ。


①情報にアクセスする(小説家を目指す通称「ワナビー」のコミュニティにいくつか参加する)

②上記①をたどって、信頼できる師匠を探す

そして、

③ほぼ日手帳の1ページ目に「この手帳を使い切るまでにやらなくてはいけないタスク」を書く


である。

③がほぼ日手帳を使った実例ということになるわけだけれど、めちゃくちゃシンプルな話だ。なんかごめん。

前提として、ほぼ日手帳は書くスペースがとても充実しているので、プライベート用としてはもちろん、仕事用の会議ノートとしても使用している。さらには小説用のメモや落書きなども書き込める。

ようは、

毎日、嫌でも目に触れるところにタスクリストをぶら下げておくこと

で、怠惰で飽き性な自分でも「小説を書く」「投稿をする」という習慣をつけようという目論見だ。

そのツールとして、ほぼ日手帳は大変に優れていた。


実物はこんな感じ。

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