終わりなき問い

のんこです。

大切な人が
突然亡くなってしまうと
遺された者には、

処理しきれない疑問が
次々浮かび上がります。

どうしてこんなことをしたんだろう？

何がいけなかったんだろう？

一緒に過ごした時間は何だったんだろう？

哀しい気持ちに
いろんな疑問が押し寄せてきて、

答えを見つけられない現実に
心がどんどん麻痺していく…

しだいに
この悲劇を止めることができなかった自責の念と
絶望感が膨れあがり
生きている感覚がどんどん薄くなる…



誰かに分かってもらいたいのに
分かってもらっても
失った命は還ってこない。

何もかも放っぽり出して
消えてなくなりたいと思っていたのに、

ギリギリのところで踏みとどまれたのは
「こんな苦しい思いを
自分の家族にさせていいのか？」
という問いへの答えが
私にあったからだと思う。

答えがない問いは
すごく苦しい。



逝ってしまった人の
遺影や遺骨に
問いかけてみても
答えはかえってこない。



それが分かっていても
何回もその問いが
自分の中をグルグルする。



「終わりなき問い」

いつか向こうで会えたら
その答えを手にできるのかな。

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〜大切な人を亡くしたあなたに〜
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