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どう生きたの?
大切な人が亡くなった当時の私は
どう亡くなったのか…
ばかりを考えていて
後悔の念に押しつぶされそうでした。
ある時
「彼はどう生きたとあなたは思いますか?」
とカウンセラーに問われました。
「太く短く生きたと思います」
と私は答えました。
「太くとは?」と続けて問われた時
頭によぎったのは
目をキラキラと輝かせた
彼の笑顔でした。
心の奥の方から
あたたかいもの湧き出てくる感じがありました。
「楽しかったね」
「いつも優しかったね」
「一緒に生きた時間、忘れないよ」
![](https://assets.st-note.com/img/1691132330530-QzRbv5Keus.jpg?width=800)
これまでも
ともに生きてくれたことに
「ありがとう」の気持ちを
持っているつもりでした。
でも今思うと
考えが先行していて
「そう思いたい」と
自分に言い聞かせていた感じが
あったように思います。
哀しい気持ちに
長い間蓋をしてきた私は
感謝の気持ちにも
無意識に蓋をしてしまい、
人間にとって大切な
「感じること」を遠ざけて
なんとか生きてきたのだと思います。
意識的にそうしたというより
受けとめきれない哀しみから
心を守るために
身体が勝手に反応してくれたのだと。
このことに気づいてから
美味しいものを食べても
美味しいと思えなかった私が
「これ美味しいかも」と思えたり、
テレビを見ていても
楽しいと思えなかった私が
クスッと笑えるようになったりと、
自分の感覚を
少しずつ取り戻していったのです。
![](https://assets.st-note.com/img/1691132841698-UXGmzLsVfo.jpg?width=800)
大切な人を亡くしたあなたに
グリーフカウンセリング『IERUBA』
本当の想いを「言える場」
心の痛みが「癒える場」
【個人カウンセリング】
1対1でゆっくり大切な方への想いを語ることができる場所です。
普段周りには話せないことをゆっくり語ることで、
気持ちを整理したり、こころの痛みをやわらげることができます。
オンラインを利用してどこからでもご利用が可能です。
個人カウンセリングのお申し込みは
こちらから
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