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好きだったものが楽しめない、もう分からない、そしたら空っぽ

最近好きなものが楽しめなくなってきてる。あれだけ大好きだった音楽も今は心の底から楽しめなくなってきた。

吹奏楽の部活もコンクールでのSoloを任されてしまったから余計プレッシャーが強くて、「もっと上手くならなきゃ」、「もっと練習しなきゃ、こんなんじゃだめだ」って焦って自分の心を追い込むせいか朝起きてから部活に行くことが苦痛になってしまった。行かなければならないのに体が動かない、頭が回らない。ただただひたすら吐き気がして気持ち悪くて、でも部活に行けていないことに対してものすごい罪悪感が伴ってそれでまた自分を責めてしまう。

周りの人は「十分上手だよ」って、すごく上手な先輩からも「めっちゃ音綺麗だね」って褒められたのに自分のことをなかなか認めることが出来ないせいかその言葉をちゃんと受け入れられなくてお世辞に聞こえてしまう。

好きだった絵を描くこともだんだん明るい内容の絵が描けなくなってきて自分の心を代用するような暗い内容でかつ雑な絵で毎回同じような絵しか描けなくなってしまった。暗い内容の絵を描くと周りから見られた時「え、病んでるの?」、「え、なんかやだ気持ち悪い」って言われるから誰にも見られないようにビクビクしながら描く日々。

だんだん好きなものが薄れていく。そのせいでもう自分は何が好きなのか分からない。元々これといった取り柄も無い私から好きなものが無くなってしまったら私は何も無い空っぽなものになる。空っぽ。自分には何も無いという喪失感。自分には価値がないという気持ちになってしまう。

将来の夢とか聞かれるけど好きな物も分からないし私に出来ることも分からないからもう何も分からない。

私にも1つでいいから何か優れたものや、好きだと生涯胸を張って言い通せる、言い続けられるようなものがほしかった。空っぽな私。居なくなっても何も変わらない。透明な存在。生きる意味なんてあるのでしょうか?

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