最期まで貫いた闘魂

アントニオ猪木さんが亡くなられた。

実際にお目にかかったのは、たぶんPRIDEやDynamite!の興行の時、スタンドで見たことがある程度。もしかすると仕事に絡んだ記者会見で、遠目に見ていたことがあるかもしれない。

しかし、小さいときからずっとその姿を追いかけていた。

小学校の時、新日本プロレスでスーパー・ストロング・マシンや維新軍と戦い続けた正義のヒーローとしての姿、中学校のときは政治家として国を股にかけて平和外交を貫いた姿、その後も格闘家として、格闘技界の精神的支柱として活躍される姿を面識はなくても力強く生きる姿をどこか自分自身も励みにしていた部分がある。

日本プロレスのBI砲の時代、モハメド・アリとの異種格闘技戦はリアルタイムには知らない世代だが、刻んだ足跡とエピソードは数知れないほど多く、永遠に語り継がれるものばかりだと思う。

最近ではYou Tubeの「最後の闘魂チャンネル」で病気と戦い続ける姿を公開し続けた。どんなに衰弱しても戦い続ける姿を最期まで人々に見せ続け、ひとりでも勇気づけたいと言う覚悟を感じた。それ故に自分自身もチャンネル登録をして、動画を見続けていた。登録する時に、徐々に迫りくる最期までしっかり見守ろうという覚悟とともに。

https://youtube.com/c/%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%8B%E3%82%AA%E7%8C%AA%E6%9C%A8-%E6%9C%80%E5%BE%8C%E3%81%AE%E9%97%98%E9%AD%82

そして、旅立つ10日前の最期のメッセージがYou Tubeで亡くなられた直後に公開された。
https://youtu.be/19eTrS1eWhQ

アントニオ猪木さんを忘れることはない。本当に人生に元気を授けてくださりありがとうございました。

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